日比野 菜緒(ひびの なお)
プロフィール
名前 | 日比野 菜緒(ひびの なお) |
WTAランキング
(2019.4.1現在)
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シングルス72位、ダブルス68位 |
国籍 | 日本 |
出身地 | 愛知県一宮市 |
生年月日 | 1994年11月28日 |
年齢 | 30歳 |
プロ転向年 | 2013年 |
利き腕 | 右 |
バックハンド | 両手 |
身長 | 163㎝ |
体重 | 57㎏ |
使用ラケット | YONEX VCORE100 |
使用シューズ | YONEX POWER CUSHION ECLIPSION2 |
使用ウエア | ルコックスポルティフ |
使用ガット | YONEX POLYTOUR STRIKE 125 |
公式サイト | http://nao-hibino.com/ |
日比野選手の2020年「 タイ・オープン(タイ/ホアヒン)」のシングルス試合準決勝のダイジェスト動画です。
第8シードの日比野菜緒(ブラス)は予選から勝ち上がってきた19歳レオニー・キュング(スイス)に5-7 6-4 3-6で敗れた。
「タイ・オープン」で日比野は1回戦でアリナ・ラディオノワ(オーストラリア)を7-6(5) 7-5で、2回戦でラッキールーザーから勝ち上がってきたピアンタン・プリプーチ(タイ)を6-0 6-1で、準々決勝では世界ランク4位で第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-4 6-2で倒し4強入りしていた。
日比野選手のインタビュー動画。
テニスを始めたきっかけ、トレーニング、ケア方法、これからの目標を語っています。
主な戦績
ランキング自己最高位:シングルス56位、ダブルス43位
ツアー通算:シングルス1勝、ダブルス1勝
グランドスラム最高成績
全豪:シングルス2回戦(2020) ダブルス3回戦(2019)
全仏:シングルス1回戦(2016/2017) ダブルス3回戦(2017)
全英:シングルス1回戦(2016/2017) ダブルス1回戦(2016/2017/2019)
全米:シングルス2回戦(2017) ダブルス3回戦(2016)
経歴
兄と姉の3人兄妹の末っ子、プロテニスプレイヤー沢松奈生子さんの名前から2文字もらった。兄の名は「修造」。
母親と兄が通う木曽川ローンテニスクラブに連れて行ってもらったのがきっかけで、同じテニススクールで10歳からテニスを始めた。
同じスクールに後にプロで活躍する秋田史帆選手との出会う。秋田選手の華やかなプレー姿に憧れて、どんどんテニスに惹かれ、テニスを始めて1年後には試合に出場するようになる。
2009年 名古屋経済大学高蔵中学在学中に、「全国中学生大会」で単複、準優勝。
2010年 高校は、岡山学芸館高等学校に進学。15歳で高校のテニス留学制度を利用してオーストラリア「プロワンテニスアカデミー」に入り、各国の選手との練習によってテニスとともに語学能力も伸ばす。
2011年11月に行われた「全日本ジュニア選抜室内テニス選手権」でシングルス準優勝。
高2の冬に竹内映二さん率いる「テニスラボ」に入門。
2012年 高3の5月には、ジュニア年代ながら、一般ツアー下部ののITFサーキット「軽井沢国際」に初参戦を果たすものの予選1回戦敗退。6月ITF1万ドル大会の「有明国際」に本戦ワイルドカードで出場し、初優勝を遂げる。そのまま同じITF1万ドル大会の「三重国際」、「GSユアサオープン」にも2週連続優勝。WTAポイントを持たないノーランクからの高校生の優勝とあって、すぐにプロへの転向か?と注目される。
9月、京都1万ドル大会でも単複優勝。
11月、全日本テニス選手権に単複にともにノーシードで初出場。ダブルスは初戦敗退するも、シングルスでは初戦を勝利し、2回戦敗退。
進路を迷い、アメリカの大学への進学も考えたが、プロを選択。
2013年 4月、プロ転向を発表。ITFサーキットを中心にプロツアーに参戦しだす。
5月、大前綾希子と組んで出場したITF2万5千ドル大会(韓国 高陽市)でダブルス優勝。澤柳璃子と組んだ「カンガルーカップ国際女子オープンテニス(岐阜)」でも準優勝。
8月の「セキショウ国際女子オープンテニス(つくば市)」2万5千ドル大会でプロ転向、後ITFサーキット初優勝を飾る。
2015年 10月「タシュケント・オープン」でプロ転向後ツアー初優勝。大会後のランキングでトップ100入りを果たす。年間最終ランキングを66位で終えた。
2016年 1月「ASBクラッシック(ニュージーランド/オークランド)」ベスト8入り。大会後の世界ランキング58位となり自己最高位に、さらに翌週56位に更新。全豪オープンでグランドスラム本戦初出場、マリア・シャラポワと対戦、1-6, 3-6で敗れた。
2月 国別対抗戦「フェドカップ」フェド杯日本代表として初選出。
8月「リオデジャネイロオリンピック」に出場し、1回戦勝利。2回戦でガルビネ・ムグルサに1-6, 1-6で敗れた。
10月「タシュケント・オープン」 決勝でクリスティナ・プリスコバに3–6, 6–2, 3–6で敗れ準優勝。
2017年 3月「マレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール)」でツアー3度目の決勝進出、決勝でアシュリー・バーティに 3-6, 2-6で敗れて準優勝。
4月「アビエルトGNP保険オープン(メキシコ/モンテレイ)」ダブルス優勝(パートナー/アリシア・ロソルスカ)
7月 「江西省オープン(中国 南昌)」決勝で彭帥に3–6, 2–6で敗れ準優勝。
8月 全米オープン1回戦でキャサリン・ベリスを 6-3, 4-6, 7-5 で破り、でグランドスラム初勝利を挙げた。
9月「タシュケント・オープン」ダブルス準優勝パートナー/オクサナ・カラシニコバ)。全米でグランドスラム初勝利。
四大大会では、全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンの本戦に出場するも、いずれも1回戦で敗れた。
2018年 2月「台湾オープン」ダブルス準優勝(パートナー/オクサナ・カラシニコバ)
2019年 9月「花キューピットジャパンウイメンズオープンテニス」シングルス決勝では、土居美咲に6-3, 6-2にストレート勝利、さらにダブルスでも土居美咲をパートナーとして優勝。
10月 「天津オープン」ダブルス準優勝(パートナー/加藤 未唯)
94年組
1994年生まれの女子選手に逸材が多かったことから、いつの間にか「(花の)94年組」という言葉が使われるようになった。
ジュニア時代から互いに切磋琢磨してきた仲間の活躍に刺激を受け、高いレベルの競争となっている。
日比野菜緒のほか、尾崎里紗、加藤未唯、日比野菜緒、穂積絵莉 、二宮真琴、澤柳璃子 らがいる。
プレースタイル
ライン際への正確で威力のあるグラウンドストロークを武器とする。
ネットプレーやロブも得意。
ゲームメイクやメンタル面でやや未熟さが見えるときがある。戦術面に磨きをかけたことで飛躍した。
【画像出典 インスタグラム】