大坂なおみ(NAOMI OSAKA)
プロフィール
名前 | 大坂 なおみ(おおさか なおみ) |
WTAランキング
(2022.8.1現在)
|
41位 |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府大阪市 |
生年月日 | 1997年10月16日 |
年齢 | 27歳 |
プロ転向年 | 2013年 |
利き腕 | 右 |
バックハンド | 両手 |
身長 | 180㎝ |
体重 | 69㎏ |
使用ラケット | YONEX EZONE 98 |
使用シューズ | Nike Air Zoom Zero |
使用ウエア | Nike |
使用ガット | YONEX Poly Tour Strike 125 |
公式サイト |
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主な戦績
ランキング自己最高位:シングルス1位(2019/1/28)、ダブルス324位
ツアー通算:シングルス7勝
2016年 「東レパンパシフィック」(プレミア)で準優勝
2018年 「インディアンウェルズ」(プレミア・マンダトリー)で優勝。「東レパンパシフィック」(プレミア)で準優勝
2019年 「東レパンパシフィック」(プレミア)で優勝。「北京オープン」(プレミア・マンダトリー)で優勝。
2020年 「USオープン」で2回目の優勝。
2021年 「全豪オープン」で2回目の優勝。「東京オリンピック」聖火ランナー最終走者。
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グランドスラム最高成績
全豪:優勝2回 (2019・21)
全仏:3回戦(2016・18・19)
全英:3回戦(2017・18)
全米:優勝 2回 (2018・20)
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経歴
父はハイチ系アメリカ人のレオナルド・フランソワさん、母は日本人、1歳違いの姉の大坂まりもプロテニス選手。
大阪府大阪市で生まれ、3歳時に一家4人でアメリカのフロリダに移住する。
父のレオナルド・フランソワさんは、若い頃にはバスケットボールやアメリカンフットボールをやっていて、テニスの経験は一切なかった。最初は、娘たちにバスケットを教えようと思っていたが、個人戦もあるテニスの方が子供たちの成長のために良いということでテニスを教えるようになる。
姉妹で強い選手としては、ビーナス、セリーナのウィリアムズ姉妹が有名であるが、レオナルドは2人の姉妹の父として、ウィリアムズ姉妹が父リチャードの手ほどきにより、ともに競いながら成長し、やがて2人がテニス界を代表するスタープレーヤーとなったストーリーに影響を受けている。
大坂自身も「ウィリアムズ姉妹がいなければ、私もテニスをしていなかったと思う」と語ったことがある。
2011年 14歳に出場可能なプロの試合に14歳の誕生日になるや、ITFサーキット「モンテゴ・ベイ」大会でデビュー。以降、厳しい環境を求めジュニア大会には出場せずに、ツアー下部大会を転戦。
2013年 6月ITFサーキット「エルパソ」で準優勝。9月プロ転向。
2014年 「バンクオブザウエスト・クラシック」1回戦で当時世界ランク19位サマンサ ストーサー(2011年全米オープン優勝)に勝利。プロツアーの本戦初出場でいきなり鮮烈デビューを飾る。
2015年 5月ITF「カンガルーカップ」で準優勝、ランキングが200以内にジャンプアップ。
10月 18歳となったことで、WTAツアーの年間出場できる大会数制限を受けずに試合に出られるようになる。女子の最終戦WTAファイナル直前に行われる次世代を担う若手の大会「ライジングスターインビテーショナル2015」で優勝。
2016年 全豪で予選から出場し、グランドスラム本戦に初出場し3回戦進出、全仏、全米でも3回戦進出。(全英は、膝の怪我のため欠場)
9月「東レ・パンパシフック・オープン」に大会開催者推薦のワイルドカードで出場、決勝でキャロライン・ウォズニアッキに5-7, 3-6で敗れ準優勝となるもWTAツアーで初めての決勝進出、大会後ランキング47位となりトップ50入り。
日本人で初めてとなる、女子テニス協会(WTA)の最優秀新人賞を受賞。
2017年 1月全豪、2回戦敗退、5月全仏、初戦敗退。7月始めて出場の全英3回戦、第10シードの憧れのビーナス・ウィリアムズ(過去5度の全英優勝)に対し6-7(3) 4-6で敗退。
全米オープンでは初戦で前回優勝者で第6シードのアンゲリク・ケルバーに勝ちトップ10に初勝利。
12月セリーナ・ウィリアムズのヒッティングパートナーの経験のあるサーシャ バインがコーチに就任する。
2018年 1月全豪で4Rでシモナ ハレプに敗退。3月、4大大会に次ぐ「プレミア・マンダリートーナメント」大会である「インディアンウエルズ」でWTAツアー初優勝。
6月 始めて、グランドスラム選手としてシード選手として出場。3Rでマディソン・キーズに敗退。
7月、全英3Rでアンゲリク・ケルバーに敗退。
8月、全米に第20シードで出場し、3回戦では天才少女コリ・ガウフに完勝し、試合後涙にくれるがウフを抱きしめ、コート上で一緒に勝者慰安他ビューを受ける。決勝でセリーナ・ウイリアムズを6-2、6-4のストレートで下し、20歳でグランドスラム初優勝を成し遂げる。
決勝試合は、大坂の長年の憧れのセリーナとの対戦であったが、セリーナが試合中にコーチからの身振りによるコーチングを受けたとして主審から警告を受け、ラケットを壊したり、主審に対する暴言を行うなど荒れた試合となった。優勝セレモニーでは、埋め尽くした観客からブーイングが起こったために、大坂はかぶっていたバイザーを引き下げて涙を隠す事態となった。
表彰式で大坂は涙ながらに、「こんな終わり方になってしまって、ごめんなさい」と言い、それをウィリアムズが肩を抱いて慰める場面もあった。セリーナのスピーチにより、優勝者への拍手が送られるようになったが、初のグランドスラム優勝は曰くつきのものとなった。
WTAランキングが7位になりトップ10入りを果たす。
9月 「東レ・パンパシフック・オープン」決勝でカロリナ・プリスコバに敗れたが準優勝。
10月 「WTAファイナルズ」に第3シードで初出場するも、3連敗でラウンドロビン敗退。3試合目は、左足の故障により途中棄権。年間最終ランキングは5位。
2019年 1月全豪に第4シードで出場、第8シードのペトラ・クビトバにで勝利し初優勝、全米に続くグランドスラム連続優勝。世界ランキング1位となる。
2月 サーシャ・バインコーチとの契約解消。
3月 ビーナス・ウィリアムズ選手のヒッティング・パートナーを務めていたジャーメイン・ジェンキンス氏をコーチに招聘。以降、全仏で3回戦負け、全英は初戦敗退、全米では4回戦で敗れるなど、大会で結果を出せない状態が続く。ジェンキンスコーチ在任中には一度もタイトルを獲得することができなかった。
9月 ジャーメイン・ジェンキンスとの契約解消。なおみの父であるレオナルド・フランソワ氏が代理コーチに就任。2020東京オリンピックのため、大阪初開催の「東レパンパシフィック・オープン」に2年連続決勝進出し、世界ランキング1位のアシュリー・バーティを破り優勝。
大阪で開催の「東レパンパシフィック・オープン」に三度目の決勝進出で、生まれ故郷に錦を飾る
10月 プレミアマンダトリーの「北京オープン」でもアシュリー・バーティを破り優勝。「WTAファイナルズ」はラウンドロビン初戦でクビトバを破り同大会で初勝利したものの、第2戦を前に右肩の負傷による欠場を発表し、2019年シーズンを終えた。年間最終世界ランキングは3位。
12月 新コーチとして、4大大会優勝請負人の名コーチ、ウィム・フィセッテ氏(クライシュテルス、アザレンカ、クビトバ、ハレプ、ケルバーなどを指導)が就任、フィセッテ氏は、データ分析を活用した戦術指導を得意とする。
2020年 全豪3回戦でコリ・ガウフに3-6, 4-6で敗退、前回の大会覇者であること、ガウフとは全米の対戦カードで勝利したことからの絶対有利という重圧にもやられて自滅したと語っている。
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プレースタイル
身長180㎝の恵まれた体格を活かした高速サーブを持ち、最速で201㎞/hを出す。また、ワイドに相手を追い出すスライスサーブも、相手のボディに食い込むスピンサーブを使い、緩急を使ったサーブからのゲームを有利に展開する。
大坂なおみ選手が尊敬して憧れるセリーナ ウィリアムズ選手にプレースタイルが似ていることから「ベビー セリーナ」と呼ばれることもある。
パワフルなグラウンドストロークで、フォア、バックから共にウイナーを取ることができる。強打だけでなく、絶妙なコントロールで相手を振り回す展開をする。
サーブリターンでは、ベースラインからコートの中へ入って早いタイミングで攻撃的リターンでリターンエースにつながることも。
鍛え上げた身体で、左右に走らされても応じられるタフなスタミナを持っている。
大坂なおみ選手の動画集はこちらから
https://www.wowow.co.jp/naomiosakamovie/