テニス 硬式ラケットに「へたり」、「寿命」はあるのか?【動画有】
テニスラケットについて、もう「へたり」「寿命」になっているのかも?といった言葉を聞くこともあるかもしれません。
個人差はあっても、ラケットはへたった症状を見せてきます。
へたってしまうと、ショットの安定性やパワーに大きく影響が出てしまいます。
どのような症状がでたら「へたり」を疑うべきなのか?ラケット寿命を短くする要因やラケット寿命のチェック方法をお伝えします。
できればラケットを長く使いたい方に、ラケット寿命を伸ばすために気をつけることもお伝えいたします。
保管場所だけではなくて、ガットの張り方などにも注意が必要です。
この記事の目次
ラケットにへたり、寿命はあるのか?
これこそ自分に合ったラケットのはず!と思って使っていて、ある日ラケットに違和感を覚えるようなことはありませんか?
といっても、初級者から中級者レベルであれば、自分自身のショットの安定性もあまりないので、同じように打っているはずなのに「おかしい・・・?」
と気がつくこともないのかもしれません。
テニスラケットにも、食品で定められている消費期限や賞味期限のようなものはあるのか?
⇒つまり、ラケットの寿命や劣化があるのかというのがこの記事のテーマです。
同じラケットを4、5年、長い方であれば10年以上使っている方も珍しくはありません。
皆さんのお使いのラケットは、飛びの変化をしていませんか?
または、変な音がしていませんか?
「傷も無いし、ヒビも入っていない」
「音? なんのこと?」
と思う方も多いと思います。
実は、ラケットは知らない間に劣化してしまっている可能性があるのです。
お使いのラケットは、へたっていない?
こんな症状がでたらへたりが疑われる
テニスラケットは、ボールを打つたびに相当な負担がかかっています。
お使いの頻度や、ボールを打つ強さにもよりますが、長く使っているうちにラケットフレーム内部のカーボン繊維や樹脂が傷んでしまうことがあります。
もし傷んでいても、特に変わった感じに気がつかずに問題なく使い続けている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
一回一回の打球時の感覚が一定ではないレベルでは、打球感が違っていても気がつきにくいものです。
プロやプレーに熟練した方であれば、打球時の感覚を最も大切にします。
打球感の違いをストリングのゆるみやラケットのバランス、グリップのフィット感など細部に渡って神経をはりめぐらしています。
テニスラケットの打球感の違いをわかるようになれば、かなりの上級者といえます。
打球感を感じながらプレーできてる?
個人個人の感覚的なものなので、自分の愛用しているラケットに対して、コーチなどから「これは、もうへたっているね」と指摘されることもあるかと思います。
そうしたときに、「全然、そんな感じしないけれど。ラケットを買って欲しいからそんなことを言っているの?」と思うかもしれませんが、実際にそうした状態となっている可能性は高いです。
このような症状がでたら、へたってきているサイン?
ラケットの反発力が低下していることで、ボールを打った時に力が伝わっている感じがしなくなる。→以前より飛ばなくなったり、回転がかからないといった打球の変化に気がつく。
打球時の音やラケット自体を叩いた時の音が変な音がするなどが上げられます。
次のような症状をお使いのラケットで感じることはありませんか?
このような症状に対して、
「芯が抜けている」とか「腰が抜ける」、「中折れしている」といった表現が使われます。
テニスラケットの構造
へたっているラケットに対して「芯が抜ける」「中折れ」という言葉がありますが、実際のラケットでそのような状態になることはほとんどありません。
というのも、テニスラケットは基本的にパイプ状の中空構造になっているため、芯はないからです。
画像:YAMAHAホームページより
現在のラケットのフレームは、基本的にパイプ構造で、パイプ状のカーボン繊維(炭素繊維)を筒状に成形し、樹脂で固め、U字形にしてラケットの形にしています。
多くのラケットのフレームの中は、空洞です。
パイプの中にフォーム材をつめたものが少数ありますが、そうしたフォーム材もフレーム強度を支えるためのものではありません。
フレーム外側のカーボンパイプがフレームの強度を支えています。
ですから、外見上の変化がないのに、フレームの中が折れるというのは基本的に起こらないはずのです。
テニスラケットの構造やパーツ名については、こちらの記事をどうぞ
寿命となる2つの要因
ラケットの寿命に大きな影響を与えるのは、主に2つの要因
「フレーム」と「ガット」です。
■フレーム内側
「打球時の衝撃」
カーボン繊維を使った頑丈なフレームのラケットであっても、何回もボールを打つうちに、少しずつ小さなヒビが入り、 ボールの飛びが悪くなります。
ラケットメーカーとしては、素材の進歩もあり、ラケットがへたるというようなことはあり得ないと言っています。
けれども、実際ラケットを使っているプレイヤーの中には1年位使って、違和感を覚えるような方もいらっしゃいます。
(使う方のパワーや使う頻度にもよりますが)
そこで、カーボンの劣化を検査する方法はないかと探してみましたら、自転車業界で検査を行っている会社を発見しました!
近年、スポーツタイプの自転車のフレームやフォーク、ハンドルなど様々なパーツでカーボンを採用しています。
自転車にもカーボンは使われている
CARBONDRY JAPANさんという会社は、そうした自転車のパーツ内部のカーボン層の損傷をデジタル超音波探傷機によって確認する検査をしています。
外観上は見えない、ほんの少しの衝撃でもクラックや深傷が発生してしまっているかがわかるそうです。
カーボン損傷診断について CARBONDRY JAPANさんの説明による カーボン素材は繊維(糸)の集合体であるため、ダメージが外観上確認しにくいミリ単位以下の小傷でも内部破損が広範囲に発生していることもあり、目視、打音による感覚的な判断検証だけでは実情を把握する事は困難とされてきました。 とあります。
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カーボンを使っている自転車でカーボンの損傷についての検査が行われているということから、ラケットフレームの損傷は起きている可能性もありそうです。
では、どのようなプレーヤーに可能性があるのか?
◎パワーヒッターや腕力のあるプレイヤーが力強く打てば、それだけラケットへの衝撃がありますので、ヒビも入りやすいといえます。
◎非力なプレイヤーの場合には、スイングスピードが速くなく、ラケットへの衝撃はそれほどないので、ヒビはまず入りません。
もともと、カーボン繊維自体は、「軽くて硬く、強い」ものです。
テニスだけでなく釣りやゴルフクラブに使われていたり、さらには航空機やF1などレーシングカーにも使われているものです。
とても強靱な素材なので、相当使い込むことがないと、使用していてはっきりとしたへたりを感じることはないでしょう。
ボーイング787などは50%以上を炭素繊維で強化したプラスチックが使われている
画像:日本科学繊維協会
カーボン繊維の方は、素材疲労の心配はしなくてもよい位丈夫なのですが、カーボン繊維は樹脂で上からコーディングされています。
樹脂の方が、ボールの衝撃時にフレームの変形と復元を繰り返す中で、カーボン繊維を結びつけて固める力が弱まってくるというのはあるようです。
最近はナノテクノロジーを応用しさらに改善が進んでいますので、樹脂の方の心配もあまり要らなくなってきているようですが。
たとえば、YONEXさんの“新次元カーボン”の説明によると
カーボン繊維に結合力の高いカーボンナノチューブを均一に付着させ樹脂との界面密着が飛躍的に向上。
画像:YONEX(http://www.yonex.co.jp/tennis/innovation/)
メーカー側も、新技術の開発を年々しているので、繊維と樹脂の密着度も高くなっているはずです。
■フレーム外側
ボール以外にぶつけた「ヒビ」
ぶつけて折れてしまった!という場合以外でも、よ~く見ると髪の毛のような細かいヒビができている場合もあります。
コートに落ちたボールを拾おうとした時に、フレームをこするとか
・ボール出しをしようとしてカートにラケットをぶつけてしまうとか
・ボール以外のそうした衝撃をたびたび加えてしまうと、塗装がはげて中のカーボンが見えてきます。
フレームのヒビは、塗装部分だけの場合やフレームまで入っている場合もあります。
フレームは、カーボン繊維を編むような形成方法によって、一体成型でできていますので、そうした傷が深くなりカーボンにまで傷がついてしまうと、カーボン繊維の束がほどけるような感じでヒビが入ってしまいます。
よく見ないとわからない程度のヒビであっても、その状態で打球時の衝撃を受けることで折れてしまうこともあるようです。
硬式テニスラケットのフレームには、ある程度の傷を防ぐためにラケット上部にプラスチック製のバンパーがついていますが、ぶつけ続けることでバンバーが割れてしまいます。
画像:ダンロップ
ラケットの機種によっては、バンパーを取り替えることができますので、フレームに傷がつく前に交換しましょう。
■ラケットの中からの音
①「エンドキャップ」のゆるみ、ガタつき
ラケットを振ると中で「カラカラ」とした異音がする
フレームのラケットトップを叩くと「ビンビン」と音がする
といった異音のほとんどは、グリップ部分のエンドキャップのゆるみやガタつきによって発生します。
画像:ダンロップ
ひどい音のする場合は、折れているのか?と疑がってしまうと思いますが、実はエンドキャップがゆるんでいることでフレームの中に砂や小さなゴミが入り込んで、それらが振動で鳴っていることが多いのです。
「テニスショップLAFINO」さんのブログにエンドキャップを取った後の画像を載せていたのでお借りしました。
エンドキャップを外すと…
エンドキャップの外し方も「テニスショップLAFINO」さんの動画でご紹介します。
ラケット修理 TennisProShop LAFINO
この動画を見れば、自分で簡単にエンドキャップを外して修理することができると思います。
②バリが取れた
カラカラ音の原因は、ほかにもあります。
ラケット成形時の※バリ山が残っていて、そのバリが外れてラケット内部で移動して音が鳴る場合です。
※バリというのは、仕上げ面に残る不要な突起部分のことです。
こうした場合は、グリップ辺りでバリが外れると先ほどのエンドキャップを外して取れるときもありますが、ヘッド辺りで取れたらもう取り除くのは難しいので自力で解決はムリです。
バリを取ったときの画像は、「ラケットハウスレッツプレイ」さんからお借りしました。
ラケット内部から出てきたバリ
画像:HOYA!HOYA! ラケットハウスレッツプレイのショップ情報
①、②の場合、自力では難しいと思われるようなら、行きつけのテニスショップや購入店、メーカーに相談してみてください。
■ガット
「ガットのテンション」
また、ボールを打つときの衝撃だけでなく、ガットの引っ張る力も要因となります。
ガットは、常にすごい力でフレームを引っ張っています。
それによって、フレーム自体が金属疲労のようになって、反発が悪くなってしまうこともあります。
そうした場合の外見は変わらないのに、打球の飛びが悪くなった状態を「へたった」という言い方をします。
◎ストリンガーの腕前がラケットを長持ちさせる
また、ストリンガーの技術によっても、フレームへの負担は変わってきます。
打つ以上にガットを張るということは、フレームに負担がかかります。
ガットが切れた時に、フレームが変形しないようにガットをはさみで切ると思いますが、その時にグツとフレームが動くのを感じますよね?
張る過程では、強い力でガットを引っ張りながら、ガットを張っていくのでラケットのフレームやグロメットには、とても大きな力がかかります。
(通常の張りの強さで大体20kg以上の力でガットを引っ張っていきます。)
張る作業中が、最もラケットへのダメージを与えている時なのです。
ですから、ガットを張り上げる技術が高いストリンガーによって、すばやく張り上げてもらう必要があるのです。
できれば、25~30分以内に張り上げてもらえるようなストリンガーが望ましいです。
技術の高いストリンガーに張ってもらうことでラケットの寿命が長持ちします。
コストを安く上げたい!という気持ちで誰に張ってもらってもいいからとにかく安く張って
自分で張ったほうが安いからというのも
短期間でガット切れをしてしまうプレイヤーならありかとは思いますが・・・
技術の高いストリンガーに張ってもらうことで、ラケットの寿命が長持ちします。
逆に言うと、下手なストリンガーやホームストリンガーなどによってはフレームの痛みが早くなるかも…
◎ラケットの「適正テンション」で張る
それぞれのラケットには「適正テンション」または「推奨テンション」が表示されています。
「適正テンション」というのは… ラケットメーカーがラケット性能を活かすためには、この位のテンションで張るといい感じですよと張りの強さの範囲を定めたものです。
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たとえば、人気モデルのバボラ(babolat) 7代目ピュアドライブ(PURE DRIVE)であれば、推奨テンションは50~59ポンドと表記されています。
といっても、張り上がりの状態はストリングマシンやストリンガーによって様々になるものです。
どのような張り上がりを好むかは、プレイヤーそれぞれとなりますが…
ハードヒッターの男性の方は、非常に硬い張りを好む傾向があり、適正テンションよりも高い数値で張る方もいらっしゃいます。
硬い張りは、スイートスポットに当たって打った時は、気持ちのいい打感となり、弾きがよく、ボールスピードが上がるのですが、スイートスポットに当たらないと振動が大きくなります。
YONEXさんのHPに、下記の文章がありました。
※推奨張力を大きく超えた張り上げや変形を伴う張り上げは、性能を発揮できないばかりか、破損の原因となります。
硬い張りは、ラケットにかかる負担が大きくなりますので、ラケットにヒビが入りやすくなり、ひどい場合にはラケットが折れてしまうことさえあります。
メーカーの適正テンションより、数値を高くしようとするときは、リスクも踏まえて慎重にテンションを考えるようにしましょう。
ガットの張り替えの目安や張り替えるにどうする?については、こちらの記事をどうぞ
☆テニスが上手くなりたい方におすすめ↓
ラケット寿命のチェック方法
ここでご紹介するのは、ラケットのフレームのへたり(芯が抜ける、中折れ)をチェックする方法です。
1.ラケットのグリップを利き手で短く持って、非利き手側の手のひらへラケットを打ち付けるようにします。
2.まず、センター部分、次にトップの音を確認します。
へたりのあるラケットは、トップ部分を打つとビンビンした濁った音がしたり、振動音がします。
へたりが進行すると、センター部分でも異音がするようになってきます。
ラケットを持った状態でチェック
3.テニスコートの素材がオムニやカーペットであれば、床から10㎝くらいの高さからラケットを落とすことで確認できます。
ラケットを床においてチェック
新品の時にはなかったような音がしたら、へたりが疑われます。
テニスのゲーム前のトスをする時に、床にラケットをつけて回すやり方をしている方も多いと思いますが、床に倒れた時のフレームの音から、これまでとは違った音がすることに気がつくこともあるかもしれません。
「Which?」の時の音が変わっていない?
同じラケットで新品と未使用品があれば比較もしやすいですが、そういった条件はなかなか揃えられないので、こうした確認方法は経験が必要となります。
ラケットを愛用したいのであれば、新品のときからの変化を日頃からラケットの音を聞くようにして、ラケットの状態に関心を持つようにしましょう。
メーカーの保証期間
ラケットが折れたり、異音が鳴るようになった時には、ラケットを購入したお店に対応してもらえるか相談してみましょう。
外傷のない状態で保証期間内であれば、無償で交換や修理に応じてもらえるかもしれません。
ラケット販売店では、購入したときにメーカー保証書を発行しています。
(国内正規品の場合)
■保証期間が1年のメーカー ヘッド・プリンス・ウイルソン ■保証期間が半年のメーカー バボラ・ダンロップ・スリクソン・ヨネックス・テクニファイバー・ブリヂストン・フォルクル・トアルソン・ミズノ
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並行輸入品のラケットの場合は、購入した店舗によってもそれぞれ異なります。
ラケット寿命をのばすには?
できれば、自分の気に入ったラケットは長く使いたい、もしくはいい状態で使いたいものです。
そのためには、どのようにラケットを扱えばよいのでしょうか?
プレーで気をつける点としては
・ハードヒットをしない
・フレームショットをしない
・地面を叩かない
といっても、ハードヒット、フレームショットなどは、ふつうにプレーをするうえでコントロールすることができない部分です。
地面を叩くは、イライラして叩くのは止めることができても、ローボレーの時に地面を叩いてしまうのは、使っていれば仕方のない劣化になります。
それでも、むやみにハードヒットしないとか、フレームショットをしないようにボールをよく見るとかで対処できることはあるはず…
ゲーム前のトス(Which?)でも、ハードコートの場合は空中で回して受け止めるとか、気をつけられることについては努力してみましょう。
ラケットの取扱いとしては
・車の中など、高温になる場所に置いておかない
・雨などに濡れてそのままにしない(ラケット本体、ガット、グリップの手入れをする)
・ラケットバッグの中で、ラケット同士がぶつからないように仕切りをする
・ガットが切れてそのままにしておかず、自分で切っておく
プレーとは違って、ラケットの保管場所や手入れやメンテナンスは自分で気をつけることができる部分です。
◎ラケットの保管場所に対する配慮
強靭なカーボンフレーム素材であっても、高温になる場所や超低温になる場所は避けることをお勧めします。
特に夏場でやりがちな車の中にラケットを何時間も置きっぱなしはやめましょう。
夏場の車内に置きっぱなしはキケン
また夏場など、汗でグリップがビチョビチョになる方もいると思いますが、そういう方は元グリップも交換する事をおススメします。
雨の中などでテニスをした際には、ガットやフレームを乾いた布かティッシュで拭いてあげてください。
雨で濡れたらお手入れを
ラケットを運ぶときには、ラケットだけで運ぶのではなくラケットケースに入れるようにする。
数本のラケットを運ぶ時には、ラケットバックを使うと思いますが、ラケットバックの中でラケットとラケットがぶつからないように仕切りを入れる。
などによって、ラケット自体への衝撃を与えないように気をつけましょう。
ラケット同士バッグ内でぶつからないように
◎ガットについての配慮
この記事内ですでにお伝えしていますが
・強いテンションで張らない。
・高い技術のストリンガーに張ってもらう
のほかにも、ガットは温度によって緩んだり、引き締まったりします。
それにより、フレームにかかる圧もかわっていきます。
ラケットを温度、湿度の高い場所には置かないようにしましょう。
まとめ
硬式ラケットで「腰が抜ける」、「中折れしている」という言い方をする場合は、表面的には大丈夫そうでも、ラケット本来の力がまともに伝わらなくなってきている状態です。
その状態で使おうと思えば使えますが、使うべきではない状態です。
というのも、打った時に伝えている力がまともに伝わらず、ショットのコントロールもパワーもなくなりますので思い通りのショットが打てなくなってしまうからです。
テニスは道具を使ったスポーツですので、不具合な道具を使っていては上達の妨げとなったり、故障の原因となるかもしれません。
ラケットの使用は、その人の使用頻度や強いヒットで打つか、何本ラケットを同時使用しているかにもよりますが、2~3年位を目安にラケットの状態を気にした方が良いでしょう。
ラケット寿命をのばすための気をつける点もお伝えしたので、愛用するラケットの取扱やメンテナンスをすることで、寿命や劣化を早めないようにお使いいただいと思います。