テニスシューズ2023年人気&おすすめは?
テニスシューズは、デザインやイメージの良さも求めたいところですが、テニスは走り回るスポーツなので、優先すべきなのは何といっても機能面です。
メーカーやモデルによって、作りが異なるため、デザインが好みでも、プレーをした時にフィットしないものもあります。
フットワークを支える大事なものなので、自分のテニスをよりよくできるものを選ぶようにしましょう。
こちらの記事では、2023年人気&おすすめのメーカー、モデルについてお伝えします。
この記事の目次
2023年人気はコレ
どこのメーカーのものが売れているのか、Amazon、楽天、yahooのECサイトの人気ランキングベスト30を調べてみました。
その時々で、お得な掘り出し物に人気が集まることもあるでしょうが、結果としては下記のようになりました。
ファッションアイテムとして、入っていたテニスシューズは除外して、競技用のモデルのみで集計しました。
メンズのベスト30に入っているアイテム集計結果
Amazon | 楽天 | Yahoo | |
アシックス | 8 | 10 | 9 |
ヨネックス | 12 | 15 | 13 |
ニューバランス | 2 | 2 | 4 |
ミズノ | 7 | 3 | 1 |
ナイキ | |||
アディダス | 1 | 1 | |
ダンロップ | |||
ウイルソン | |||
バボラ | |||
ウィンブルドン | |||
ディアドラ | |||
プリンス | 1 | 1 | |
プーマ |
メンズベスト3としては・・・
ヨネックス
アシックス
ミズノ
昨年メンズトップ3は、ヨネックス(1位)、ミズノ(2位)、アシックス(3位)。
今年も順位に変動はありませんでした。
レディースのベスト30に入っているアイテム集計結果
Amazon | 楽天 | Yahoo | |
アシックス | 10 | 3 | 6 |
ヨネックス | 8 | 10 | 20 |
ニューバランス | 5 | 4 | 2 |
ミズノ | 1 | 2 | |
ナイキ | 6 | ||
アディダス | 2 | 1 | |
ダンロップ | 2 | ||
ウイルソン | 1 | ||
バボラ | 3 | 1 | |
ウィンブルドン | 1 | ||
ディアドラ | |||
プリンス | 1 | ||
プーマ | 2 |
レディースベスト3としては・・・
ヨネックス
アシックス
ニューバランス
昨年はミズノとニューバランスが同率3位でしたが、
今年はニューバランスに軍配が上がりました。
こうした結果から、昨年同様に、ヨネックス、アシックス、ミズノの日本のメーカーは変わらず人気です。
欧米メーカーではニューバランスの躍進が目立ちます。
豊富な種類があり、履きやすいヨネックスが人気です。
そして、アスリート向きのアシックス、ミズノが続きます。
また、日本では砂入り人工芝のコートが多いことが、このような結果になっているかも知れません。
テニスシューズメーカー
テニスシューズのメーカーは2系統
テニスシューズのメーカーとしては2つの系統になります。
シューズメーカー系 |
アシックス、ミズノ、ディアドラ、ニューバランス、アディダス
テニスメーカー系 |
ヨネックス、プリンス、ウィルソン、バボラ、ダンロップ
さらに、分け方としては国内メーカーのものなのか、海外メーカーのものなのかという分け方もあります。
国内メーカー |
アシックス、ミズノ、ヨネックス、ダンロップ
海外メーカー |
ディアドラ、ニューバランス、アディダス、ウィルソン、バボラ
プリンス(海外メーカーですが日本人専用設計)
砂入り人工芝に向いているのは?
日頃、テニスをするコートのサーフェスは、砂入り人工芝という方が比較的多いと思います。
砂入り人工芝は、ほぼ日本だけで使われている(豪州では使われているところも)サーフェスです。
スライドさせてグリップさせる(滑らせて、ぐっとつかむ)という機能が求められるコートです。
コートと接するソール(靴底裏)の仕様がどのようになっているかが問われます。
そうした機能は、国内メーカーのものの方が、人工芝に向いたソールが揃っているかもしれません。
といっても、コートの状態が砂のある場所とない場所が混在していたりすると、人工芝の場合、グリップ力があるために止まってしまうということもありますので、コート状況によってはかえってオールコート用のものがよいかもしれません。
(こんなコートならば、オールコート用がいいかも)
・砂が少ない
・毛足が長くて滑らずに引っかかって止まる
そうなると、海外メーカーのものも選択肢に入れることができます。
海外メーカーの製品でいえば、ナイキは日本での発売はハードコート用のみですし、アディダスはハードコート用とマルチコート用というすべてのコート対応のみの展開で、オムニ・クレー用はありません。
といっても、アディダスのこれまでのオールコート用とは違って、マルチコートはハードコートもオムニクレーコートも一足で専用シューズのように使えるシューズです。
ニューバランス、ディアドラ、バボラ、プリンス、ウィルソンは、オムニ・クレー用のシューズモデルを展開しています。
コートの仕様(サーフェス)に対してのシューズの種類、足型・サイズから決めるには?メーカーによる違いは?を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
注意したいのが「幅広との思い込み」
ちゃんとテニスショップなどで計測しておらずに、自分が「幅広」と思い込んでいる人が多いのですが、実際に測定すると3E、4Eの人はそれほどいません。
本来の足が細いのに、幅広サイズを選んでしまうと、動くたびに足がシューズ内で動き、つま先部分を圧迫したり横にズレたりします。こうした動きの蓄積で爪を痛めたり、膝や腰の不調につながったりします。
人気メーカーが、みな国内メーカーだったので、「幅広・甲高」といった足の形の人にはマッチしやすいと思います。
最近の若い方は足幅の狭い人が増えているので、かえってナイキやアディダスの方が合っている人もいます。
足先が細目の人は、アディダスやナイキのものも試してみては?
アディダスやナイキのものは、デザイン性が優れたものが多いですね。値段は、高目になります。
画像 アシックス
上の画像のラウンドタイプの人は、アディダス、ナイキ向きかも?
ニューバランスのように同じモデルに対して、2つのワイズ(足幅)が選べる場合もありますので、違もうサイズを履き較べることで、より自分にあったものを見つけられるかも?
また、シューズは同じ3E、4Eであっても、足型やパーツの位置の違いによって、足入れ感が変わってくるので、必ずプレーで使うソックスを履いて試し履きをしてから購入するようにしましょう。
目的に合わせて、シューズを選ぶには
自分のプレースタイルやプレーレベルによって、合うシューズは変わってきます。
「オムニ・クレーコート用」といっても、様々なタイプのシューズがあります。
デザインや値段で選んでしまうのではなく、プレースタイルや履き心地の好みで選ぶことをおススメします。
プレースタイルとしては、まずダブルスを主体なのか、シングルスを主体なのか?
ボレーが中心なのか、ストロークが中心なのか?で考えてみると探しやすくなると思います。
ダブルスが主体 ボレーが中心 |
Mobility 機動型 |
機動性、フットワークを重視。俊敏な動きと瞬間的なストップ力ができる軽量タイプ。 |
シングルスが主体 ストロークが中心 |
Stability スタビリティ型 |
ストロークを支える前後左右の切り返しの際の安定性を重視。重さと硬さのあるタイプ。 |
これをベースに、クッション性、グリップ力、耐久性、フィット感などの条件を加味して、自分に合ったものを探していくと良いと思います。
以前はなかった軽量でも安定性の高いものは、かつては相反する目的なのでなかったのですが、最近はそうした製品も出てきています。
ただし、各メーカーともフラッグシップモデルのような高価格のものでないと見つかりませんが、軽量でなおかつ足入れ感の良いものが出てきていますので、実際に履いてみてフィット感、動きやすさを納得してから購入していただきたいです。
人気3メーカーの売りはココ!
今年の人気ランキングの男女ランキング合計によると、ヨネックスが1強で、2位は盤石のアシックス、
3位は混戦模様で、ミズノ&ニューバランスが続きました。
人気メーカーの売りとなっている特徴をそれぞれのメーカーのフラッグシップ(最上級)モデルを中心に紹介します。
ご紹介するモデルは、人工芝でプレーをしている方が多いので、「オムニ・クレー用」モデルとさせていただきます。
アシックス(ASICS)
競技者から、圧倒的に支持を受けているメーカーがアシックスです。
「シューズは、アシックスと決めている」というファンも少なくありません。
走りやすさ、踏ん張った時の切り返し、グリップ力などの評価も高いです。
また、耐久性が高いという声も多いです。
「性能が高い」シューズなら、アシックスのイメージが強いということですね。
多少古い調査ですが、2015年6月調査によるATP世界ランクの男子シングルストップ100選手が使用するテニスシューズの割合ではアシックスが1位だったそうです。
ガエル・モンフィス選手、ダビド・ゴファン選手は、ウェアもシューズもアシックスのものを身につけていますね。
さらに、2018年1月からノヴァク・ジョコビッチ選手とシューズに関するアドバイザリースタッフ契約を結んでいます。
画像:アシックス
アシックスは、自社でスポーツ工学研究所を持ち、高い技術とクラフトマンシップの融合を感じさせるブランドです。
日本人の多種多様な足型を研究し、モデルによっても足型を変えているということで、履いた時の「フィット感」と独自のクッション素材の「GEL」による高い「クッション性」はアシックスが人気となる大きな要素となっています。
他社にはない差別化戦略として、アシックスはプレースタイル別の提案を行っています。
■ベースライン中心にパワフルなストロークで戦うのに適した『Gel-Resolution』
左右の安定感が売り。
■コート全面をカバーするスピードプレイヤーに適した『Solution Speed FF』
軽さとダッシュスピードが売り。
のプレースタイルごとに2モデルを分けて、戦略商品として展開しています。
さらに、SPEEDモデルとSTABILITYモデルを融合したモデルとして
■トッププレイヤーの真のニーズに応えられる『COURT Speed FF』
さらなる履き心地、フィット性を求め、多彩な機能を搭載しています。
安定性と軽量性を兼ね備えた、アシックスのテクノロジーを集約した高機能モデルの代名詞的存在です。
【2023年フラッグシップモデル】
ゲル・レゾリューションシリーズは、安定感とブレーキ性に優れたモデル。
安定性・スタビリティーをコンセプトにした商品です。
ミッドソールのカカト部と前足部にGELを搭載しています。
『GEL(ゲル)』は、ゼリー状のクッション材です。
使っていると落ちてくるクッション性能ですが、このGELによってすり減ったりへたったりすることがなく長期間クッション性能を維持することができ、着地時の衝撃を吸収し、蹴りだしの際に生まれるつま先の衝撃をも和らげてくれます。
左右の動きに対して強いモデルで、特にラリーの動きのような急激なストップ&ダッシュの様な動作をしやすく設計しています。
後衛の得意な方・ストロークが好きな方に試していただきたいです。ストローカー向け。
最新モデル「GEL-RESOLUTION 9」
こちらはオールコート用です。ほかに、オムニ・クレー用もあります。
「ゲル・レゾリューション 9」の主な新機能として
横方向のダイナミックな動きに対応する安定性を追求したオールコート用テニスシューズです。
横方向への安定性を強化するDYNAWALLをアップデートし、かかと部から中足部内側まで樹脂パーツで補強することで、踏み込みから蹴り出しまでの動作におけるパワー向上と安定性を追求。
溝で分割されたアウターソールは、着地時の優れた安定性と緩衝性を追求し、スムーズな蹴り出しを実現します。
ベースラインでもスピードが求められる現代テニスのプレーの特徴にフォーカスした一足です。
【メーカー説明より】
画像:アシックス
「ソルーション・スピードFF2」は、その名前の通りスピードがコンセプトで安定感も欲しいけど、もう少し軽量タイプをという方やダブルスの方向け。
機動力で勝負をかけていくモデルで、ネットダッシュのような前後の動きを特にしやすく設計してあります。
画像:アシックス
加速のスピードをコンセプトに設計されたテニスシューズです。
アッパーは合成樹脂で覆われた耐久性と柔軟性に優れた仕様で、前足部にはDYNAWRAPが搭載され、蹴り出し時の足をホールドし、靴内での足のブレを軽減します。
ミッドソールにはFLYTEFOAMを使用することで軽量性を追求し、親指の下の部分にはFLYTEFOAM Propelを搭載することで、蹴り出し時のスムーズな重心移動が可能になるように配慮しました。
縦方向への過度なねじれを抑え、ななめ前方への動きをスムーズにするよう切り込みを入れることで、軸足でしっかり踏ん張りながら素早い切り返しができるようになっています。
【メーカー説明】より
アシックスが好き!というプレイヤーでサーフェスによって
シングルスの時には、ゲルレゾリューション。ダブルスの時には、ソリューションスピード
と履き分けている方もいらっしゃると思います。
『COURT FF3』は、スピード×安定性を両立したアシックスのフラッグシップモデル。
ノバク ジョコビッチ選手モデルは、オールコート用のみですが人気があります。
スピード(機動力)×スタビリティー(安定性)をコンセプトにした、
素早いダッシュ性能と切り返し動作を両立したフラッグシップモデル。
力強いスイングとショットの間の素早いリカバリーをサポートするために設計されています。
安定した着地を生み出し、身体にかかる負荷を軽減します。
その結果、力強いスイングを生み出すために、より多くのエネルギーを注力することが可能となります。
スムーズなクロスオーバーステップを行うために、より短い時間でより迅速なターンを実行することができます。
アウターソールのグリップとTWISTRUSサポートシステムは、より多くの力で地面を蹴り出すことが可能となります。
これにより、素早く元の態勢に戻し、よりスムーズに正しいポジションに戻ることができます。
【メーカー説明】より
画像:アシックス
特に、特徴的なのは“モノソック”構造。ベロと足首部の履き口が一体化しているので、足入れの際はかなりタイト。
履くまでに時間がかかるが、履いてからは抜群のフィット感と履き心地の良さで快適なプレーを長時間続けることができると評判です。
下の画像は、オールコート用ですがオムニ・クレー用のモデル『FF3 0C』も展開しています。
画像:アシックス
【アシックスのテニスシューズの特徴としては】
・シリーズ、種類が多い。シリーズが長く継続するので、後継機種を選んでいくことができる。
・日本人の足型にしっかり合った型で、一つひとつのモデルに対しての足型を使用していることと、細部まで様々な作りが違っているので自分に合ったものを探しやすい。
・値段が高めで、店頭などで大幅な値下げとなっていることがほとんどないが、へたらずに長持ちして使える。
☆テニスが上手くなりたい方におすすめ↓
ヨネックス(YONEX)
プロ選手では、ワウリンカ選手や西岡良仁選手がヨネックスのラケットからウェア、シューズまで全身に身につけているのが有名です。
ラケットがヨネックスの方は、トータルコーディネートをするのも素敵ですね。
ヨネックスのモデルは、全モデルに『パワークッション』を搭載しています。
この衝撃吸収性能によって、走っても疲れないのが売りとなっています。つまり、履き心地が抜群!ということ。
週末プレーヤーにとっては、疲れない、衝撃吸収性が良いので怪我予防も期待できるというのはポイントが高いですね。
画像:ヨネックス
下は、ヨネックスの『パワークション』についての実験動画です、
パワークッション素材の床面に生卵を7mの高さから落としても、4m跳ね返って割れていないという内容。
POWER CUSHION卵落とし実験 YONEX Shoes Technology
そのパワークッションが2018年さらにパワーアップし、新配合・新構造「パワークッションRプラス」を加え、高い反発性、衝撃吸収性を達成しました。
画像:ヨネックス
【2022年クレー・砂入り人工芝用フラッグシップモデル】
アシックスの『レゾリューション』と『ソリューションスピード』と同じような関係が、ヨネックスのワウリンカ選手らの『エクリプション』、西岡選手らの『フュージョンレブ』にあります。
エクリプションは安定性モデル、フュージョンレブはオールラウンドモデルになります。
パワークッションエクリプション4 メン GC(男性用)マンダリンオレンジ |
¥19,360(税込) | ローカット、3E設計 |
パワークッションエクリプション4ウィメン GC(女性用)ネイビー/ピンク |
¥19,360(税込) |
ローカット。 |
POWER CUSHION ECLIPSION 4 MEN GC
POWER CUSHION ECLIPSION 4 WOMEN GC
画像:ヨネックス
『エクリプション 4』では、
ソールのねじれを3次元で抑え推進力に変え、パワーカーボンドライブと全面に拡げたパワークッションプラスで蹴り出しのスピードを更にアップさせる3Dパワーカーボンドライブ ╳ パワークッション®プラス。
アウトソール全体を一体成型することにより、安定性が向上するワンピースアウトソール。
かかと部へ装着したTPUパーツが切り返し時の踏み込みをサポートするヒールスタビライザー。
画像:ヨネックス
が採用されています。
パワークッションフュージョンレブ4 メン GC(男性用)ホワイト、ネイビー/オレンジ、レッド/ホワイト |
¥16,940(税込) |
ローカット、3E設計 |
パワークッションフュージョンレブ3 ウィメン GC(女性用)ローズピンク、レッド/ホワイト | ¥16,940(税込) | ローカット |
POWER CUSHION FUSIONREV 5 MEN GC
POWER CUSHION FUSIONREV 5 WOMEN GC
画像:ヨネックス
『フュージョンレブ』は
「パワークッション®」に弾性のある特殊な樹脂を添加。従来の軽量性は保ちつつ、高い衝撃吸収性を実現し、格子状に+型の溝を最適な間隔と深さで配置して、さらなる反発性を達成するパワークッション プラス。
画像:ヨネックス
パワークッション ソニケージ3 GC(男性用) レッド/ホワイト(新デザイン)、ネイビー/レッド、ブラック/ライムグリーン |
¥13,200(税込) | ローカット、3E設計。 |
パワークッションソニケージ3 ウィメン GC(女性用)レッド/ホワイト(新デザイン)、ライラック | ¥13,200(税込) | ローカット |
パワークッションソニケージ3 ワイド GC(ユニセックス)ホワイト/ブラック、ブラック/ピンク | ¥13,200(税込) | ローカット、4E設計。 |
POWER CUSHION SONICAGE 3 MEN GC
POWER CUSHION SONICAGE 3 WOMEN GC
POWER CUSHION SONICAGE 3 WIDE GC
画像:ヨネックス
軽量性と柔らかな履き心地を追求した新シリーズテニスシューズ『POWER CUSHION SONICAGE(パワークッション ソニケージ)』には、3Eモデルと4Eワイドモデルがあります。
安定性・軽量性・クッション性の全性能をバランスよく取り入れたパフォーマンスモデル。
『ソニケージ』も、「パワークッション」にプラスして、「パワークッションRプラス」を搭載。
さらに、アッパーには、耐摩耗性、保形力に優れる「デュラブルスキン」を搭載。ストライプ構造で前足部の屈曲性を保ちながら、足の部位ごとにストライプの向きを変え、部分的に間隔を詰めて強度を補強したファンクショナルアッパーが柔らかで快適な履き心地と耐久性を両立します。
画像:ヨネックス
樹脂製の新形状TPUシャンクを中足部から前足部まで伸ばすことで、足を踏み込んだときにシャンクパーツの復元力が蹴り出しをサポート。
パワークッションプラスが持つ反発力との相乗効果で推進力を生み、俊敏なフットワークを実現します。
画像:ヨネックス
ミズノ(MIZUNO)
「ミズノ」といえば、松岡修造さん…ですが、現役選手ではもちろんなくブランドアンバサダーなので、選手としてはロベルト・バウティスタ = アグ、ダニエル太郎などが使用しています。
「ミズノ」は、ソフトテニスのイメージが強くて、あまり硬式テニスには馴染みがないメーカーかもしれません。
でも最近は慶應大学男女テニス部が使用することで、使用する選手が増えてきました。
ソフトテニスはもともと連盟規則で白色を基調としていたのですが、最近解禁となったので(小・中学生は県の定めによる)カラフルなデザインのものも作るようになってきました。
ミズノのテニスシューズは、全機種のソールに「ミズノウェーブ」というクッション材を搭載しています。
画像 ミズノ
ミッドソールとアウトソールの間に波型の入った「ミズノウェーブ」を挟み込むことによって、衝撃を受け止める「クッション性」と、踏ん張る、切り返す、回転する、跳ねるといった横ぶれ動作に対しての「安定性」を得ています。
しかも、柔らかい素材では使っているうちにへたりが出てくるところを、「ウェーブプレート」構造によって効果を持続させ、ずっとクッション性と安定性を保つことができます。
ミズノのテニスシューズは、「安定性」重視のシリーズと「軽量性」重視のシリーズ、ほかにクッション性重視モデル、ワイドモデル、エントリーモデルの3つに分かれています。
2022年ミズノのフラッグシップモデルが「WAVE EXCEED」シリーズ。
耐久タイプの『ウエーブエクシードツアー』
加速タイプの『ウエーブエクシード』
軽量タイプの『ウエーブエクシードライト』
「WAVE EXCEED」シリーズの共通テクノロジーとして、アウトソールに「ディーフレックスグルーブ」を搭載。
アウトソールの外甲側を相対的にしっかりめに設計することで、内側へのねじりをしやすくし、スムーズに、スピーディーに拇指への体重がシフトし「蹴り出し」をサポート。
画像:ミズノ
『エクシードツアー4』。
アメリカのテニス専門誌「テニスマガジン」の「2020 Best in SHOE」のShoesレビューでNo.1に選ばれた「WAVE EXCEED TOUR 4」。
コートを支配するにはこの1足!安定性も兼ね備えた、軽くて速いTOURモデル。
シューズの軽さは、27.0cmサイズの片方だけで約320g。
ウエーブエクシード ツアー5 OC(ユニセックス) ホワイト×ブルーグリーン×ターコイズ、ブラック×レッド×ライム |
¥17,600(税込) | 2E相当 |
下の画像は2022年春夏モデル。
画像:ミズノ
また、『ウエーブエクシードツアー』は、フィット感のよさも注目点。
「足入れ革命」という靴型(ラスト)を採用。
「足入れ革命」は、シューズのフィット感向上を目的にトッププロからアマチュアプレーヤーまで膨大な量の足型を測定。
そこから得られたデータを基に、テニスに必要、かつ最適な靴型を開発したミズノのオリジナル。
●ラストを変更し多くの人が「履きやすい」より良いフィッティングを実現
●かかとのフィティングを向上
●余分な隙間を見直し、サイズ感のずれを解消
画像:ミズノ
従来品と比較して、耐摩耗性が約16%アップしたアウトソール素材。耐久性をさらに高めます。
オールコート用ソールによるハードコートでのスライディング試験(※ミズノ法)における当社従来品との比較
画像:ミズノ
『ウエーブエクシード4』は、軽量、スピードを重視した作りです。ダブルスプレーヤー向け。
シューズの軽さは、27.0cmサイズの片方だけで約300g。
2020年7月発売された秋冬モデルは、3つのモデルがあります。
ウエーブエクシード 5 OC(ユニセックス)コーラル×ブルー×ブラック
|
¥15,180(税込) | ローカット、2E設計。 |
ウエーブエクシード 5 WIDE OC(ユニセックス)ブラック×ブルー×コーラル |
¥15,180(税込) | ローカット、3E設計。 |
ウエーブエクシード 4 SW OC(ユニセックス)ブルー×ホワイト×ネイビー |
¥15,180(税込) | ローカット、4E設計。 |
【クレー/砂入り人工芝コート】ウエーブエクシード 5 OC[ユニセックス]
【クレー/砂入り人工芝コート】ウエーブエクシード 5 WIDE OC[ユニセックス]
【クレー/砂入り人工芝コート】ウエーブエクシード 5 SW OC[ユニセックス]
画像:ミズノ
『ウエーブエクシード5 OC』クレー・砂入り人工芝コート用モデルの素晴らしいところは、そのサイズ展開。
2E~4Eまでの3ウィズ展開をしているので、多くの方にフィットできると思います。
『ウエーブエクシード LIGHT SW』は、
MIZUNO ENERZY搭載!軽いだけじゃない、高いクッション性も自慢の軽量スーパーワイドモデルです。
シューズの軽さは、27.0cmサイズの片方だけで約285g。
ウエーブエクシード LIGHT SW OC[ユニセックス] ブルー×ホワイト×レッド、ブラック×ホワイト×ピンク |
¥12,100(税込) | 4E相当 |
画像:ミズノ
【ミズノのテニスューズの特徴としては】
・「足入れ革命」を掲げ、足入れした時のフィット感に自負がある
・国内メーカーということで、足幅の広い人向けのものが揃っている
・ソフトテニス、部活テニスプレーヤーに支持されている
・値段が安めであるが、耐久性は良い方、デザイン性も向上している
おすすめメーカー
人気の3メーカーのものは、売れている=支持されていることですので、その中から自分に合ったものを選べば間違いないと思います。
試合によく出るようなシリアスプレーヤーならば、アシックスをおススメします。
☆テニスが上手くなりたい方におすすめ↓
ニューバランス
ニューバランスのスニーカーは、履き心地のよさ、デザインのよさでここ数年ファッションアイテムとして人気です。
テニスシューズとしても、同様の理由で売れ行きを伸ばしています。
ミロシュ ラオニッチ選手は、グローバルアスリート契約をしており、ウエア、シューズなどを着用しています。
女子では、土居美咲選手もグローバルアスリート契約をしていますね。
ニューバランスの魅力として、同じモデルでも、足幅の違うタイプが2~3種類から選べること。
『WIDTH SIZING(ウイズサイジング)』と呼んでいますが、やや細いB,Dから、超ワイドな4E,6E(G)までの4タイプのモデル展開しているので、足の長さだけでなく、足幅が選べるのでよりフィット感のあるものをセレクトできます。
FuelCell 996 v5 O N5(男性用)WHITE |
¥14,850(税込)
|
2E、4E |
FuelCell 996 v5 O N5(女性用)WHITE |
¥14,850(税込)
|
D、2E |
FuelCell 996 v5 O N5(男性用)WHITE
FuelCell 996 v5 O N5(女性用)WHITE
画像:ニューバランス
前作からクッション性を向上させ前足部外側ウォールを上げて横ブレを抑制しつつ、ニットアッパーにPUパターンを組み合わせ軽量性と耐久性を追求した「FuelCell 996」の最新オムニ/クレーコートモデル。
NB HOOPSのシューズからインスパイアを受けた”Chicken Foot”をソール部に挿入し、中足部のねじれを抑制するなどプレイヤーが求める安定性も兼ね備え、コートカバータイプのプレーヤーにお勧めの1足。
Fresh Foam X Lav v2 H T2(男性用)OFF WHITE |
¥16,500(税込) |
D、2E |
Fresh Foam X Lav v2 H T2(女性用)OFF WHITE |
¥16,500(税込) |
D |
Fresh Foam X Lav v2 H T2(男性用)OFF WHITE
Fresh Foam X Lav v2 H T2(女性用)OFF WHITE
画像:ニューバランス
パフォーマンスアップに貢献するトップモデル「Fresh Foam X Lav v2」。
軽量性と反発性を高めたFRESH FOAM Xミッドソール、足に柔らかくフィットしながら抜群の耐久性とサポート性を発揮するFITWAVEアッパーを採用し、印象的なビッグNロゴのアグレッシブなデザインで提供します。
買い替えをする時は?
いつも、どの位テニスシューズを使ったら買い替え時期と判断していますか?
テニスをする頻度にもよりますが、判断の目安や気に入った商品をまた買うにはどうしたら良いか、買い替えるのなら、これまでと同じモデルのものが良いのかについてお伝えします。
お気に入りができたら
もし、色々と試して、「これは自分に合っている!」というものと巡り合ったら…
同じメーカーで同じモデルのものをまた求めるようにしたいですよね?
メーカーにもよりますが、基本的には同じ品名でそのモデルの後継機種が開発されて発売されていきます。
品名と品番をメモしておくようにしましょう。
長さや幅などは、従来機種に近いことが多いですが、たまに同じモデルでも前までは良かったのに、今回は合わないということもありますので、なるべく試し履きをして購入することをお勧めします。
寿命、足に合わない
テニスシューズの寿命を見つけるポイントは2つ。
まずは、靴底。
・靴底がすり減ってきた
・クッション性が悪くなってきた
・破れてしまった
上記の症状が現れたら、寿命を迎えていますので買い替え時期です。
シューズの底の状態は、時々チェックするようにしましょう。
チェック・ポイント2つめは、アウトソールです。
アウトソールは、足の甲を包む上側全体部分ですが、ココも時々確認してみて。
アッパー素材が柔らかくなってしまうと足に力が入りにくくなってしまい、疲れやすくなったり、瞬間的な動きにも反応しづらくなってきてしまいます。
それと、足の指の脇にあたる、つま先が黒くなるなどの足の症状があるようでしたら、シューズのサイズや足型が自分と合っていない可能性があります。
長い間、「これ!」というお気に入りがあって履いていても、足の骨格が変わってくることもあります。
そうした場合は、テニスショップなどで店員さんに計測をしてもらって、違うものを試してみてください。
体力やプレーレベルに合わせる
初心者のうちは、テニスシューズの硬さや重さに違和感を感じてしまったる、まだ体力もないので走り回るのも大変です。
そうした時期には、軽量モデルが動きやすいですが、テニスが上達して脚力もついてきたらもっと重量感やフィット感のあるモデルに乗り換えていっても良いと思います。
初心者向けのエントリーモデルは、サイズも豊富で安いのですが、テニスをする回数や時間が増えてきたら、コスパを考えて耐久性のあるモデルにするというのもあると思います。
競技者向けのモデルは、タイトなものが増えているので、初心者のうちは足の締め付けがきつくない履きやすいタイプのものを選んだ方が合いやすいかもしれません。
もしくは、年齢が上がってきて、フットワークを使うのがつらくなってきたといった場合には、軽量モデルにしたり、怪我を防止したいから、弾力性・衝撃吸収力のあるモデルを選ぶというのも良いでしょう。
プレースタイルによって、モデルを選択するという考え方は、こちらにあります。
・正しいサイズの選び方については、こちらの記事をご覧ください。
・テニスシューズの正しい履き方については、こちらの記事をご覧ください。
・フットワークを駆使したい方、脚や腰に故障を抱えている方は、こちらの記事をご覧ください。
テニスシューズのパーツと名称
各メーカーからの商品説明を読んでも、聞きなれない名称が並んでいるので、詳しい方以外は分かりづらいかと思います。
テニスシューズの基礎的なパーツと名称は、こちらから確認ください。
画像:バボラ
より詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ご自分の好きなメーカーのものが人気&おすすめとなっていたでしょうか?
テニスシューズは、履きやすさや安定感、スピード性などの機能性◎、見た目のファッション性◎、納得できる価格の経済性◎が揃っていて自分に合ったものを選びたいですね。
プレースタイルや使用するコートなどでも求めるものは変わってきます。
軽量タイプは、動きやすいので、もっとボールに楽に追いつきたい!という方にはお試しいただきたいタイプです。
しっかり沢山試し履きをしてみてから、自分のプレーを助けてくれるものを納得して選んでください。