動画集 トリッキーな女子プレイヤーといえば、シェイ スーウェイ 謝淑薇!
台湾出身のシェイ スーウェイ 謝淑薇(シャシュクビ)は、女子プレイヤーで随一のトリッキーなプレイヤーです。
自身でこのテニススタイルを“スーウェイ・スタイル”と呼んでいますが、見る人を楽しませるクリエイティブなプレーを繰り広げています。
ツアー女子では数少ないフォア、バックとも両手打ち。、コンパクトなテイクバックから強力なフラットショットを打ちます。広角なストロークで相手を振り回し、ドロップショットやスライスでネット際にボールを落とす意表をついたプレースタイルが特徴。ボレーの精度も高く、女子選手上位に入るテクニックの持ち主で、ダブルスでは自己最高ランキング1位を記録しています。
対戦相手の”気を狂わせる”とまで言われている、そんなシェイ・スーウェイのトリッキーなショット満載の動画をご紹介します。
女子プレイヤー随一のトリッキーなプレイヤー
自身の予測不能なプレースタイルについて、かつてシェイは「私はボールを来たとき、ギリギリまでどこへ打つかを決めない。だから、相手は”どこにボールが来るのかわからない!”と言うわ。時々、私自身もどこに打つのかわからないときがあるけどね」と語っています。
大坂なおみを苦しめる
大坂なおみが優勝した2019年全豪オープン。
3回戦に、当時世界ランキング27位のシェイ・スーウェイと世界ランキング4位の大坂なおみとの試合は、1セット目は7-5、2セット目4-1とスーウェイのテニスが大坂のパワーヒットを封じて、混乱状態へと陥らせました。
結局は、2セット目は4-6.最終セットを1-6と大坂選手が巻き返したのですが、途中までは大坂をイライラさせて、メンタル崩壊寸前まで追い込む自分のペースでテニスを見せました。
試合後、勝者の大坂だけでなく、観客からは“スーウェイ・スタイル”に対しての声援も多かったのが印象的な試合でした。
ハレプとの熱戦
2018年のウィンブルドン3回戦で、世界ランキング1位(2018年8月現在)のシモナ ハレプと接戦の末、見事勝利。そのハイライトシーンを集めた動画です。強打のハレプに対して、“スーウェイスタイル”全開です。
(0:08辺りから)ハレプのサーブをスーウェイはいきなりドロップショットで返して前におびき寄せるスーウェイ、返ったボールをロブにして相手を下げます。そのスキに前に出たスーウェイは、軽くボールを落とします。
(0:44辺りから)振り回すハレプに対して、ボールに食らいつくスーウェイ。振られたボールを巧みなテクニックで相手の頭上へロブで返し、スマッシュで返ったボールをストレートでサイドを抜きます。
(1:13辺りから)ラリーから、いきなりスーウェイがドロップショット。そのボールをハレプはアングルへ返しますが、スーウェイはすかさず追いつき、コートの深い所へ返します。ハレプが後ろ向きにやっと返したボールはアウトに。
(1:44辺りから)スーウェイのサーブから。ハレプから返ってきたボールを、バックハンドで相手のバックサイドに角度をつけて返球。追い出したところへ、フォアサイドへストレートで決めます。スーウェイのシャープな両手打ちが光るシーンです。
(2:15辺りから)ハルプがスーウェイのバックサイドへストレートで返し、そのボールをスーウェイが角度をつけて切り返したところから、スーウェイがアングル攻撃を開始します。
(2:31辺りから)振り回されながら、片手で必死に応戦するスーウェイ。返った甘いボールを見逃さずストレートに決めます。
Simona Halep vs Su-Wei Hsieh 3R Highlights | Wimbledon 2018
全豪オープンで、ケルバーとの一戦
2018年の全豪オープンでベスト8をかけて行われたアンジェリック ケルバーとの試合。
熱戦の末スーウェイは惜しくも敗れましたが、スーウェイの粘りと予測できないプレーが随所にみられます。
対戦後のケルバーからは“いったい、どうやってこんなボールを打ったの?”という思いが試合中ずっと続いてて、試合には勝ったものの、とてつもなくトリッキーで難しい試合だったと語っています。
(2:39辺りから)長いラリーからスーウェイがドロップショットを打ち、ケルバーがやっと取ったところで、空いたスペースに打って決めます。
(3:22辺りから)ラリーからスーウェイがストレートの深い所に打ち、相手がロブで返したボールをドライブボレーで打つかと思いきや、ネット際に軽く落します。
(4:44辺りから)フォアサイドに来たボールを相手のバックに鋭く切り返し、甘くなったボールを余裕で空いたスペースへ。
(7:01辺りから)アングルショットで相手をコートの外に追い出した後、ロブを上げます。ケルバーはコートを背にして走りロブで返しますが、スーウェイはそのボールを軽くスマッシュ。
(7:24辺りから)ロングラリーから前に出たケルバーのサイドを抜きます。
(7:49辺りから)サーブを打って返ったボールを、バックハンドで鋭いアングルへ。
(8:14辺りから)深いボールを打ち、ケルバーが体勢を崩しながら返したボールをドロップで落します。
(11:00辺りから)スライスで短く打ち、相手を前に出させた後にロブを打ち、背面ボレーでやっと返ったボールをラリーからドロップショット。スーウェイの巧みな戦術が冴えわたるシーンです。
(15:12辺りから)強打と見せかけてスライスで落す、スーウェイが良く使う戦術。
Angelique Kerber vs Hsieh Su-Wei ► Round of 16 Highlights
トリッキー ショット
時には、こんな予測のつかないトリッキーなフォアハンドも(0:19辺り)。Zavatskaとの対戦で、高い打点から打ち込むと思いきや、スライスで絶妙のアングルへ打っています。
Su Wei Hsieh amazing trick forehand
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