テニス史において数々の記録を塗り替えてきたロジャー フェデラー選手。プロテニス界の伝説的存在となっているフェデラーの動画には、学ぶべきところがたくさんあります。フェデラーの動画から、参考になるポイントを上げてみました。
フォアハンドのテイクバックに注目!
まず、注目したいのが、テイクバックの早さ。速さではなくて、「早さ」です。
ボールが来てから急いでラケットを引いていたのでは、ボールにくい込まれてしまいます。
フェデラーは、相手の打球音とほぼ同時に、肩を入れています。
ボールが体から離れた所に来た時は、素早くテイクバックしたまま、横向きで前にならえ状態でボールに近づいています。
そして、もうひとつのポイントは、ラケットを引き過ぎていないこと。
0:23で止めてみてください。ここが、ラケットをMAXまで引いたところ。
横向きで右肩を引いて入れているものの、ラケットは体の後側まで引いていません。
そこから、ラケットダウンをして、スピンをかけています。
ボレーもしっかり顔残し
続いては、試合前のボレー&スマッシュ練習の映像をご紹介します。
ボレーにおいても、しっかりボールを見て、視線を残しています。
特に、短いボールを狙った場所に打つボレーでは、ボールがガットに当たる前に打つ所に視線が行きがち。これではコントロールが乱れます。
フェデラーの姿勢にも、注目してください。ボールを打つ前も打つ時も、姿勢(背筋)はまっすぐ。
終始、崩れません。スプリットを踏んだ後、膝を軽く曲げ、ちょっと高い椅子に腰かけているようなリラックスした構えでボールを待っています。体が前後に傾いていないので、視野が広がり、ボールが捉えやすく反応も早くなるのです。
サーブのウォーミングアップ
フェデラーは、右足を左足に寄せずに、足を揃えてサーブを打ちますが、このフォームは、安定感があり、コントロールしやすい利点があります。
コードサイドでウォーミングアップ
2016年、怪我の影響で年間最終ランキング16位と低迷したフェデラー。
これは、翌年の全米オープン会場でのウォーミングアップ風景です。
コート脇で、ゴムチューブを使ったトレーニングで各部位の筋肉を動かしていきます。
このゴムチューブを使ったトレーニングは、ほとんどのプロがウォーミングアップに導入しています。
表面上の大きな筋肉ではなく、インナーマッスルに働きかけることのできるトレーニングです。
ストローク練習では、まるでスローモーションかと思うほどの、ゆったりとしたスイングから徐々にペースを上げていきます。
脱力してボールの感触を確かめながら打つことが、力みのないスイングにつながります。
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