テニスの練習や試合前に聴きたい音楽 その効果は?【動画有】
あなたもテニスの練習や試合前に、音楽を取り入れてみませんか?
音楽が、心や身体に影響を与えるという話を聞いたことがあるかと思います。
音楽をかけることによって、トレーニングやランニングの際にテンポに乗れ、リズムよく動きやすくなったり、試合前の時にリラックスさせたり、集中を高めたりする効果があるんです。
今回は、音楽と運動の関係性、そしてテニスの練習や試合の状況に合ったおススメの音楽を紹介します。
この記事の目次
運動時に音楽を聴く効果
テレビでスポーツ観戦をする時に、音楽を聞きながらウォーミングアップをしている姿を目にしたことがあると思います。
運動時の音楽の効果をテニスで生かす方法を紹介していきます。
音楽と運動をつなぐ小脳を活性化
「音楽」と「運動」に共通するものって何だと思いますか?
それは“小脳”とのつながりです。
音楽も運動も、無意識的な感覚や行動をつかさどる“小脳”との繋がりが深いと言われています。
画像、文章とも 中外製薬 |
“大脳”がものを考えたり覚えたりする働きをして、体全体の動きに命令を与えるのに対して、“小脳”は繰り返し行った行動を記憶し、無意識で行動をできるようにする働きをします。
「歩く、ものをつかむ、自転車に乗る」などは、特に意識せずに日頃行っていますよね?
逆に、意識的に情報を処理する大脳で考えすぎると、失敗しやすくなるといいます。
“小脳”は、手や足の軌道やスピード、力の入れ具合のパターンなど無数の軌道や関節の動きなどの中で、可能な限り滑らかに無駄なく動ける軌道を、一つまとまりとして記憶しています。 |
スポーツでは、何度も練習することで動き方を小脳が記憶し、間違った動きを修正させる働きをします。(小脳が働くためには、理想と現実の動きを自分で把握する必要がありますが)
そして、音楽には“小脳”の働きをよくする働きがあり、運動能力が高まるためとして2つの理由があります。
①集中力が高まる
音楽を聴くことで、意識的に情報を処理する大脳で色々考えてしまうことが減り、集中力が高まる。
それによって、スポーツの練習効果があがるようなのです。
・目で見た映像情報→大脳→小脳
・耳から入った音情報→小脳
と音の情報は、大脳を経ないで直接小脳へ伝わります。
②リズム感によって体が動きやすくなる
皆さんもリズム感のある曲を聴いた時に、体は無意識にそのリズムに合わせて動いてしまった経験がはあると思います。
早いテンポの音楽を聴くことで、体がそのテンポ感に無意識に合わせて動いてしまうことから、音楽のテンポが人間の時間間隔をコントロールできることも分かっています。
小脳は、記憶や感情にも影響を与えていると考えられており、リズム感やテンポ感のある音楽を聴くことで小脳が活性化し、実際に体を動かす運動のパフォーマンスにも大きな影響を与えているのでしょう。
ジョギングやランニングの際に、音楽を聞いているランナーもよく目にしますよね。
公道で音楽を聞きながら走るのは、周りの音が聞こえず事故を起こしてしまうことも考えられますので、十分周囲に気をつけながら行うようにしてください。
音楽の体への影響
この10数年ほどで、音楽が運動中の体や精神にもたらす効果についての研究が盛んに行われるようになってきました。
音楽による影響が期待できる運動、できない運動
◎筑波大学による研究
下は、筑波大学 陸上競技研究室がまとめた「音楽を聴くとパフォーマンスは向上するのか?」という研究をまとめた表です。
音楽が身体に与える影響
速いテンポの音楽 | 遅いテンポの音楽 |
好きな音楽
|
・呼吸数増加
・心拍数増加
・血圧上昇
|
・呼吸数減少
・心拍数減少
・血圧低下
・成長ホルモン増加
・ストレスホルモン減少
|
・テストステロン増加 |
こちらの研究まとめによると、音楽による影響が期待できる運動と期待できない運動があり、パフォーマンスへ良い影響を与えることが認められた運動を調査すると1分間に120-140回のテンポを刻む音楽が使われていたそうです。
曲名 | 歌手名 | テンポ |
みんながみんな英雄 | AI | 118 |
Call Me Maybe | Carly Rae Jepsen | 120 |
R.Y.U.S.E.I | 三代目 J Soul Brothers | 126 |
PERFECT HUMAN | RADIO FISH | 128 |
Moves Like Jagger | Marroon 5 | 128 |
Baby | Justin Bieber | 130 |
Summer Madness | 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIbe | 130 |
PPAP | ピコ太郎 | 136 |
Beat it | Michael Jackson | 139 |
Shake it off | Taylaor Swift | 141 |
A型のうた | 西野 カナ | 144 |
音楽と相性のいいタイプとそうでないタイプ
また、英国の心理学会およびスポーツ・運動学会メンバーであるCoastas Karageoghis博士は、著書『Inside Sport Psychology(2010年発行)』の中で、「音楽はパフォーマンスを向上させる合法ドラッグだと考えられる」と記しています。
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Costas Karageorghis氏によると「音楽は力と興奮を高め、緊張や疲労を軽減する効果がある」と話し、「リズム(ビート)は持久力を強化する」と運動時に音楽を聞くことの重要性を説いています。
これは、音楽によって意識をそらすことができる効果によるものです。
人は、常に自分の体をモニタリングしています。しかし、運動を続けて体が疲れてくると脳に「休め」というサインが出されても、音楽で意識をそらされることでこのサインを感じにくくさせ、楽に動作をしているように感じさせるのです。
Karageorghis氏は、「単調で退屈だと感じる運動ほど、効果は大きく、そのようなネガティブな感情を感じにくくできる。
意識を逸らす効果は、強度が低め~中等度の運動でよく発揮される。疲労を感じにくくする効果は高強度の運動ではあまり得られないが、疲労に積極的に立ち向かう精神状態を作ってくれる。適切な音楽は気分を高め、疲労を軽減してくれる。
危険が及ばない範囲内で疲労を感じにくくすることは素晴らしいことだ」と述べています。
また、Karageoghis博士は「音楽はランニングパフォーマンスを15%も向上させるが、これはランナーのタイプによる」と述べています
下の表のように、2つのタイプがあるそうで、「アソシエータータイプ」と「非アソシエータータイプ」で外界からの影響力が違うそうです。
アソシエータータイプ
|
内側に向かって集中する
|
外界からの刺激に影響されづらく、気をとられないので、音楽から得られるメリットはあまりない
|
非アソシエータータイプ
もしくはアソシエーターと非アソシエーターの中間タイプ
|
身の回りで刺激や気を紛らわせるものを探す傾向にある
|
音楽のテンポが速くなれば走るスピードも速くなる、といったように、音楽により運動パフォーマンスの向上が期待できる
|
「集中できるアソシエータータイプ」以外の人であれば、ランニングや筋トレと行った単調な動作の繰り返しには音楽によるパフォーマンスの向上が期待できそうです。
となると、テニスのような判断が繰り返し必要な運動では、効果は発揮しにくそうです。
種目による音楽の効果
では、スポーツ種目別の音楽の効果のあるなしは、どうなのでしょうか?
ジョギング・ランニング
前の説明にあるジョギングやランニングなどの長時間の運動と音楽の相性がいいようです。
一定のリズムを刻む運動には合っています。
ですが、100m走など瞬発力と集中力を要する運動には合っていません。
筋トレは単調な動きが続き、ツライという意識を持ちやすいので音楽を聴いたほうが体を動かしやすく飽きずにやれるかもしれません。
ただし、シリアスに筋トレをするならば、「いま、自分のどこの筋肉を動かしているのか」と集中することがしづらいので、こちらは個人差がありそうです。
ストレッチ・ヨガ
ストレッチやヨガには、ゆったりとした呼吸で運動を行えるように、気持ちが落ち着くような音楽がヒーリング・ミュージックのようなものがあっています。
こちらも内面にぐっと集中するアソシエータータイプであれば、音楽は不要になってきます。
テニスの場合
では、テニスではどうなのでしょう?
ここで「ベイビーステップ」という漫画をご存じでしょうか?
「週刊少年マガジン」に掲載され、コミックスとしては2017年発行の47巻まで続いたテニスの漫画です。
主人公である几帳面(きちょうめん)で真面目な男子高校生の丸尾栄一郎(エーちゃん)が、高校入学を機にテニスの魅力に目覚め、テニス選手として成長していくストーリーでアニメ化もされました。
現実的な技術や戦術、トレーニング理論が描かれているということで、テニス関係者の評価の高い作品です。
この漫画の43巻に、エーちゃんが「リズム」を意識したフットワークに取り組もうとする話があります。
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イヤフォンで音楽を聞きながら、ラリー中にリズムに合わせて打っていこうとしたけれど上手くいかず…
そこで練習では脳内で音楽を再生させていくことで自在にあわせることができ、さらには試合中に展開に合わせて緩急のリズムを変えてプレーすることができたという話です。
フットワークは、単純に走る能力ではなく、リズムと最適なタイミングで動く能力です。
フットワークの練習のときに、音楽を流してそれに合わせてリズムを崩さないように動く。
こうした練習もありだと思います。
こちらの漫画、本当におススメです。
まだ読んだことのない方、コミックスの1~5巻を収めた超合本から読んでみませんか?
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フットワークの時に聴くのもありとご紹介はしましたが、テニスのプレー中は、相手やボールに集中していきたいので、音楽を聴くシーンというのはふつうはありません。
音楽を聴くのは、試合前に気持ちを集中させたり、高めたりするためやトレーニングの時になると思います。
どのような音楽が適しているのかを次にご紹介していきます。
練習中に聞く音楽
練習中に聴く音楽はBPMに合わせて
音楽を選ぶ時にまず、覚えておきたいのがBPMという言葉です。
BPMとは、1分間に刻まれる四分音符のことで、1分間に何回ビート(ズンチャ ズンチャというリズム)があるか、というのを示す数値です。
先にお伝えした筑波大学 陸上競技研究室の研究では、1分間に120-140回のリズムが活動しやすいとありましたが、ジョギングやランニング」時には、自分の走るリズムに合っている音楽が適しています。
音楽のテンポは、「BPM(Beat Per Minute)」で表します。
音楽のリズムで走ることで、自分のペースを一定に保ち、楽に走ることができます。数値が高くなるほど、1分間に繰り出す歩数が多くなり、走るリズムが早くなります。
下の数値を目安にして、自分のする運動によってBPMを使い分けてください。
ウォーミングアップメニュー ★ストレッチ 60~100 BPM ★ウォーキング 120 BPM ★ジョギング 135~140 BPM |
ランナーレベルによる ★初心者ランナー 160 BPM ★中級者ランナー 165~170 BPM ★上級者ランナー 175BPM |
練習中おススメナンバー
では早速、状況に応じた曲の選び方と、イチオシの曲を紹介していきます。
ジョギング、軽いランニング少し早いテンポの音楽がいいでしょう。
曲調としてはj-popや洋楽など、テンションの上がる曲を選ぶといいでしょう。
j-popなら岩崎良美の「タッチ」(162BPM)、洋楽ならPharrell Williamsの「HAPPY」(162BPM)がおススメです。
少し早めのランニングを行う際には、BPMにして160~180ほどのもっと早い音楽を。
Bruno Marsの「Runaway Baby」(170BPM)、GReeeeNの「キセキ」(180BPM)、アニメ「進撃の巨人」の主題歌「紅蓮の弓矢」(180BPM)など。
ランニングの運動量やコンディションに合わせてテンポも調節しましょう。アガる曲を選んで、走っていきましょう。
次に「ストレッチ」にぴったりな曲はどうでしょうか。
練習や試合後に行うクールダウンのストレッチなら、目的は筋肉の緊張をほぐすこと。
クラシックやジャズなどの落ち着いた雰囲気の音楽を選びましょう。
テンポはBPMにして90程度のものを。
アップの時なら整理体操時よりは少し明るめな音楽を選びましょう。BPMは130~140程度のものを。軽快な曲がおススメです。
最後にご紹介したようなBPMごとに曲をミックスしてまとめたYouTube動画やCDも市販されていますので、そうしたものを活用するのも便利でおススメです♪
アプリを活用
運動の目的や運動量に合わせて曲調やテンポを調節するには、BPMを活用するのが便利です
◎JVC RUN&MUSIC
自分のスマホ内の音楽のBPMを解析して、自動的にプレイリストを自動再生してくれるこちらのアプリです。
「JVC RUN&MUSIC」は、スポーツタイプのイヤフォンやヘッドフォンを販売しているJVCブランドが無料配布しているアプリです。
◎Spotify
「世界最大手の音楽配信サービス」として有名な「Spotify」。
こちらのBrowseから「ワークアウト」を選択すると、ヨガ+瞑想、ワークアウト、ランニングなどの目的に応じたプレイリストが表示されます。
ランニングには、BPMごとの音楽も用意されています。
画像:50/50
トレーニング時、ランニング時と自分の好みの音楽を使用場面に応じてグループ分けをしておけば、自分用のプレイリストを作ることができます。
Spotifyはアプリ内に楽曲をダウンロードして、オフラインで再生できます。
ダウンロードしておけば、通信料をかけることなく聴くことができるのが便利です。
無料会員もしくは有料プレミアム会員に登録すると、パソコンやタブレット、スマートフォン等で約4000万曲以上もの楽曲をどこにいても聴くことができます。
☆テニスが上手くなりたい方におすすめ↓
試合前に聴く音楽
試合前に聴く音楽のタイプ
試合前にも、音楽を聴く効果はあります。
多くのトッププレーヤーも大会前のコートに入る前に、集中力を高めるために音楽を聴いています。
1.気分を揚げたい
大切な試合ともなれば、誰でも緊張するものです。不安で試合前から気落ちしてしまう人も中にはいることでしょう。
そうした状況下においては、音楽はモチベーションが上がるものや応援ソングを。
2.集中したい
気分を揚げる音楽よりも、リラックスしたり、集中をしたいという方もいらっしゃると思います。
そうした方は、「ダウンテンポ(ビート)」の音楽で心を落ち着かせることで、平常心を取り戻せる助けとなるかもしれません。
そうした時には、シンプルなメロディで、テンポが遅い曲が適しています。
3.体を動きやすくしたい
また、逆に「アップテンポ(ビート)」の曲を聴くことで、脳血流が多くなり脳の処理能力が高まる、反応速度を高めるという効果を期待したいという方もいらっしゃると思います。
そんな時には、メロディも複雑で、テンポが早い曲が適しています。
試合前のおススメナンバー
気分を揚げたい。誰かから励まされたい気分というなら、ZARDの「負けないで」といった応援ソングや気合を入れたいというなら安室奈美恵の「Hero」、映画「ロッキー」のテーマ音楽などもいいですね。
集中したければ、エンヤの「ウォーターマーク」やアルビノーニの「アダージョ」といった曲なら、静まった気分になりやすいでしょう。
体を動きやすくしたい、勝負に入っていく曲としてはZeddとJon Bellion がコラボした曲の「Beautiful Now」やFlo Rida「Good Feeling」のような曲なら気持ちが入りやすいと思います。
以上、「練習中」「試合前」の2つでご紹介しました。
しかし、ここで紹介した音楽のリズムやBPMはあくまで目安。
個人によって適した音楽は変わってきます。用途や好みに合わせて音楽も選びましょう。
テニス トッププレーヤーが聞いている音楽
最後に、トッププレーヤーが聞いていた曲を紹介します。
錦織圭
錦織圭選手がこれまでのインタビューやブログで、聴いているとか、好きと言っていたアーティストとしては
・Mr.Children
・CAPSULE(カプセル)
・大橋トリオ
・キリンジ
を挙げています。
大橋トリオについては、かつてインタビューで「試合前によく聴いています。ゆっくりした曲が好きなので」と語っていました。
また、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「ソラニン」。
「リズムも歌詞もとても力になる」とバルセロナオープンの決勝直前に聴いていたことを明かしています。
また、錦織選手が「リラックスしたいときや一人でゆっくり過ごすときに聴く」音楽として揚げた「Nujabes」というアーティストについては、自ら選曲したコンピレーション・アルバムを作成したことがあります。
Kei Nishikori meets Nujabes [ (V.A.) ] 価格:3,240円 |
36歳で夭折(ようせつ)してしまった伝説的ヒップホップ音楽プロデューサーNujabes(ヌジャベス)は、日本国内は元より、世界中から絶大な支持を得る存在でした。
アルバムの1曲めのナンバーです。
大坂なおみ
次に紹介するのは、大坂なおみ選手です。
しかし、彼女曰く音楽の好みは数週間ごとに変わるそうで、特に決まった音楽のお気に入りはないようです。
そんな彼女が試合前に聞いていたのはラップやヒップホップ。インドネシアのラッパー、リッチ・ブライアンの「Crisis ft. 21 Savage」など、「ビートが良く、自分でも口ずさめる」音楽が好きなようです。
確かに、リズム感のあるラップなら試合前のメンタルコントロールにもうってつけですね。
2018年のアメリカのスポーツ専門テレビ局「ESPN」のインタビューで、「今、元気が出る曲」として5曲を上げたプレイリストのうち2曲がこのアーティストの曲でした。
フェデラー
スイス出身のフェデラー。
好きなミュージシャンとして、AC/DC、レニー・クラヴィッツを挙げています。
ロックが好きなようですが、ピアノは幼い頃から弾いていて、フルートでは音楽祭にも出演するほどの腕前だとか。そして、バイオリンは?答えは下の動画でどうぞ。
ナダル
スペインのマジョルカ島出身のナダル。
出身であるスパニッシュやラテン系の音楽を好んで聴くとか。「ManaやAlejandro Sanzみたいなラテン音楽が好きなんだ」とインタビューで答えたことがあります。
他には、ブライアン・アダムス、ボン・ジョヴィが好きだそうです。
ナダル選手、実はラテン系の大スター、シャキーラの「Gypsy」のミュージック・ビデオにが出演したことがあります。上半身裸でのキスやラブシーンも!!
ジョコビッチ
「R&B、ヒップホップ、レゲエ、ハウスなどいろいろ。リラックスしたいときはクラシック」とインタビューで語ったジョコビッチ。
小さい頃コーチに「テニスがうまくなりたければ、クラシック音楽を聴きなさい」と言われたそうです。ジョコビッチ自身も「僕はチャイコフスキーが好きなんだ」と言っているほど。
そんなジョコビッチとモンフィスが特別出演しているミュージックビデオがあります。
マーティン・ソルヴェグ&ドラゴネットの「Hello」。2分34秒頃に、審判に抗議しに出てくるのがジョコビッチ。モンフィスは、ラストにオチ要員として登場します。
モンフィス
フランスのパリ出身のモンフィスですが、ルーツが西インド諸島ということもあり、カリビアン系のダンスホールミュージックを好んでいるようです。ほかに、ビヨンセを聴いて気持ちを高めると言っていたことがあります。
2014年の「全仏オープン」では、雨によって練習が中断され、モンフィス選手とロコリー選手がダンスバトルを行ったそうです。
音楽にのったモンフィス選手のしなやかで華麗な動きをぜひご覧ください。
まとめ
テニスと音楽の関係性について、お伝えしてきました。
音楽で気分を変えたり、BPMのリズムでパフォーンスを上げたりと音楽の効果をテニスで発揮させて、味方にさせませんか?
ご紹介した曲をあなたのプレーリストに入れて、場面に応じて流す曲を変えてみるといいかもしれません。
ただし、効果には個人差もありますので、自分の好きな音楽で色々と試してください。
外で聴く場合、イヤホンを装着していると周囲の音が聞こえずに非常に危険ですので、じゅうぶん注意の上、活用するようにしましょう。
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