テニス練習は電動球出しマシーンで【動画有】
テニス練習に、電動球出しマシーンを取り入れてみませんか?
テニスで練習をしようという時に、コートはあるのに相手を見つけることができなかった。
相手はいるけれども、コントロールがあまり安定していないので望むような練習にならない。
基本練習を繰り返しやりたい。
運動量を多くして、自分を追い込んだ練習をしたい。
そんな望みが簡単にかなえられるのが電動球出し機なんです。
簡単な球出しの機械から、レッスンやラリー練習レベルの練習が可能な「」「スピンショットプレーヤー」をご紹介します。
「コアスイング」を使うと効率のいいストロークが打てます!>>> 少ない時間でも上達するテニスの磨き方
この記事の目次
テニスの電動球出し機とは?
テニスの電動球出し機といえば、オートテニスで体験したことのある方もいらっしゃるかもしれません。
電源を使って、自動で球出しをしてくれる機械です。
少しでも沢山練習したい、質の高い練習をしたいという願いをかなえてくれるマシーンで、
「1人でも練習をしたい!!」という方なら、コートさえあれば満足のいく練習ができます。
テニスを上達したいなら、「反復練習」は必須です。
機械だからこそ、高さやテンポ、回転が一定な球出しができます。
同じところに正確に球出しをすることができますので、あなたが同じフォーム、同じ打点で打つことができるまで、
繰り返し練習をすることができます。
丁寧な「反復練習」が上達への近道です。
コートが取れても、相手がいなくても電動球出し機があれば練習ができます。
といっても、安価な数千円台のものから数十万円のものまで価格はさまざまですし、
当然マシーンの性能も千差万別です。
多くの球出し機は、電池式かバッテリーを内蔵しています。
電池式のものは、使用頻度にもよりますが、すぐに電池がなくなってしまい、
ボールコントロールが電池量によって変化しますので、充電できるバッテリー式が
経済的です。
購入する時は、電源の仕様を確認するようにしましょう。
価格による仕様の違いとしては…
〇安価のものは、飛距離が短く、球数も少なく、角度や速度を数段階変更できるだけといった仕様。
〇高価なものは、高さ、スピード、テンポ、コースを自由自在に変えられ、超正確な球出しが可能。
やはり高価なものは、それだけ生きたボールに近い練習ができます。
けれども安価のものでも、自分の意識次第では練習になります。
ただ打つだけではなく、ラケットの面やタイミング、重心を意識したり、打つコースのコントロール
など様々な工夫をすることで質の高い練習にすることができます。
現在、販売されている商品をご紹介いたします。
ビジョンクエストトスマシーン
ストローク、ボレー練習に。
・4段階打ち出し角度調節可能
・連続ボール打ち出し可能
■重量:約1.3kg
■電源:単1形アルカリ乾電池4本使用 ( 別売 )
【基本送料無料 1/22 12:00~2/3 9:59】 テニス 練習器具 トスマシン 硬式 ソフトテニス兼用トスマシーン VQ530403H01 ビジョンクエスト VISION QUEST 価格:4,990円 |
ビジョンクエストトスマシーン+トスマシン用ネット+専用ACアダプター
ネットのところに返せば、ボール拾いはほぼ不要です。
テニスコートでなくとも、自宅の庭や公園などでも練習できます。
乾電池だけでは、すぐに電池切れとなってしまうのと電池の容量で飛距離や高さが変わってきてしまいます。
自宅などAC電源を取れる環境であるならば、一定した電力供給でより安定した球出しが可能です。
ビジョンクエスト VISION QUEST テニス 練習器具 トスマシン ネットセット 硬式・ソフトテニス兼用トスマシーン トスマシン用ネット 専用ACアダプター 価格:11,202円 |
カルフレックス テニストレーナー
ストローク、ボレー練習に。
・発射角度3段階調整式/発射速度2段階調整式
・連続ボール打ち出し可能
■重量:約2kg
■電源:単2アルカリ乾電池4本使用 ( 別売 )/専用ACアダプター ( 別売 )
価格:5,460円 |
カルフレックス テニストレーナーネットと専用ACアダプターのセット
上の機械にネットがついたセットです。
価格:29,660円 |
上記のビジョンクエスト、カルフレックスの機械は、ユーザーの声によると、
室内で毛布などを使って練習している方もおられるようです。
マイオートテニス2
ストローク、ボレー、スマッシュの練習に。
一定間隔で出されるボールの落下点は正確。
ネットとセットであるために、球拾いをあまりしなくてもOK。高さ、スピード、テンポを自由自在に変えることができます。
ネットにターゲットが設置されているので、狙うポイントが明確。
赤外線リモコンにより、離れた場所からのスタート・ストップ操作が可能。
■重量:約10.0kg(乾電池含まず)
■電源:単1形アルカリ乾電池8本使用 ( 別売 )/ACアダプター付き
価格:217,800円 |
【関連記事】
球出しテニスバッグ/「Slinger Bag<スリンガーバッグ>」
コートで「こそ練」するなら、スリンガーバッグ
PRINCEの販売元グローブライドから2020年に販売されたのが“球出しテニスバッグ”
それが、「Slinger Bag<スリンガーバッグ>」です。
外見は、キャスター付きのバックパックタイプのテニスバッグ。
もちろん、ラケットやシューズ、タオルなどを収納することができます。
さらに、見ての通りキャスターがついているので、キャリーカートのように転がし
ながら持ち運ぶことが可能。
ボールは、最大144球入ります。
そして、球出しをしてくれる機能もついています!!
ボールのスピードや角度、間隔はダイヤルで自由にカスタマイズが可能。
あなたのレベルに応じたボールを球出ししてくれるので、最適な練習相手に変わります。
ストローク、ボレー、スマッシュまで多彩な練習をすることができます。
スリンガーバッグの魅力
① 本体重量15kg 一人で運べる軽量設計 |
そして、一番の魅力は、これだけの内容でありながら値段が安いこと!!
「ラケット約2本分で買える球出しバッグ」というキャッチフレーズの通り
価格:96,800円(税込)です。
初心者から上級者まで、十分な練習相手となってくれることでしょう。
また一人だけでの練習として使うのもよし、
球出しはスリンガーに任せて、コーチがそばにいてアドバイスをするもよし
あなたの練習をレベルアップさせるのに役に立ってくれるアイテムです。
別売のオプションも充実
◎ターンテーブル(オシレーター)
こちらを使用すれば、首振りもしてくれ、左右への球出し練習が可能。
◎携帯ホルダー
キャリーハンドル部分に自分のスマートフォン等を設置できるホルダー。
自分のプレーを録画し、見直すことは上達に役立ちます!
◎ボールピックアップチューブ
腰を曲げながら拾い集めなくともよい、収縮可能なボールピックアップチューブ。
下の動画では、テニスの学校河合校長がスリンガーの球出しを体験しています。
同じネット側から手出しのような球出しでのストローク練習、
反対側のベースラインからのスピンの聞いたボールでのストローク練習
などをご覧いただけます。
スリンガーバックの活用方法と練習ドリル紹介
スリンガーバッグは、強力なスピン回転で球出しをしてくれます。
ここが上級者でもガチな実践練習ができるという魅力的なポイントですが、
初級、中級者ではボールの威力が強すぎて練習にならないかもしれません。
そこで、適度な練習をするためには「どこにスリンガーバックを置くか?」
が重要です。
そこで、ベースラインや日頃コーチが球出しをさせるところに置くのではなく
まずは優しい場所(ネットとサービスラインの間)に設置してみましょう。
ここを基本のポジションとして、練習目的に応じてポジションを変えることで
良い反復練習を行うことができます。
◎フォアハンドストロークでの練習
1.バックと打ち手を下の画像のように直線的な方向に設置します。
スリンガーバッグの球出し設定は、変更可能ですが、
最初は下のような設定で練習していきましょう。
- スピード…最初はメモリーを一番左のゼロのところ
- ボールの球出し間隔…4つまみくらいのところ
- 打ち出し角度…30くらいのところ
この位の設定でウォームアップをしてボールに慣れていって、自分に合わせて
もっと間隔を早めていくようにしていけばよいと思います。
2.次に、下の画像のようにバックの位置を横に設置してみましょう。
クロスから来たボールをストレートへ返球する練習ができます。
しっかり足を使って、ボールに入ることを意識しましょう。
3.ベースライン近くに弾んでくる相手の深いボールを下がって打つ練習です。
自分の打点を確認しながら、踏み込んで打てるのが目標です。
余裕のあるフットワークを目指して、足をしっかり動かしていってください。
4.ベースラインで、ボールをダイレクトにドライブボレーで打つ練習です。
用意を早くする、自分の力が一番入る打点で捉えることが目標です。
下の動画では、山本育史プロから教わったスリンガーバッグの練習方法をご紹介しています。
<期間限定販売>スリンガーバッグ 球出しバッグ Slinger T-ONEランチャー:Slinger Bag 標準セット 送料込み価格 価格:96,800円 |
スピンショットプレーヤー/「SPINSHOT Player」
まったく1人でもあらゆる練習可能のマシーン
球出し機の中でも、もっとも高性能にしたものがバッテリー駆動ポータブルテニスボールマシン 、
『スピンショットプレーヤー』です。
このスピンショットプレーヤーのすごいところは、専用アプリをスマホにインストールすることで、
マシーンから離れたところから運転・停止ができるだけでなく、
アプリで、球種や回転量、スピードのコントロールができるところです。
Wi-Fi環境でなくとも、機械同士のWi-Fiで接続されるので、山の中でも練習が可能!
という便利な機能があるので、機械本体へ操作をしに行かなくても大丈夫。
スピンショットプレーヤーさえあれば、「1人でもあらゆる練習ができる」
夢のようなマシーンなんです。
価格は、税込で¥383,350です。
【テニスライズオンラインショップ】スピンショットプレーヤー購入はこちらから▶
※テニスライズオンラインショップからご購入いただくと、購入者全員の方に、テニスライズのオンコートレッスンで河合コーチが実際に指導をしている内容をご覧いただけます。 |
どんなことができる?
『スピンショットプレーヤー』は、自分のペースで練習することができます。
あなたが身につけたい、もしくは強化したいと思っているショットの種類(またはスピン)や
練習したいショットの種類を正確に打ち出してくれます。
コース、高さ、ボールスピード(打ち出し速度は最高110㎞/hまで可能)、
球種も思いのまま、スピン、スライスのコントロールができ、あらゆるショットを作り出すことが可能です。
無限のバリエーションの球出し ・水平方向(Horz) (20種類の角度) |
この設定は、6球連続でそれぞれ変えることができます。
そして、1から6までが1セットで、6球打ったら、また1から繰り返して球出しを行うようになっています。
ランダムな水平と垂直の角度、ランダムな速度と6秒の送り間隔で「ランダムな」プログラムを楽しむこともできます。
一度に練習できるボールの数は、最大120個まで入れることができます。
バッテリーは、一回について2~3時間持ちます。
これまでの球出しマシ-ンは、左右への球出しをすることはできても、決まった位置にボールを出すだけといったものが多かったのですが、
『スピンショット・プレーヤー』は、ロブやスライス回転をボール出しの途中でも組み込むことができるのです。
この『スピンショットプレーヤー』は、マシーン本体までいかなくともスマホで球出しパターンをコントロールできます。
(アンドロイドスマホとiPhoneスマホのどちらでも対応可能です。)
操作に必要な「Drill Maker」アプリは、無料でダウンロードできます。
アンドロイドスマホの場合は、スマホからのリモート操作のみが可能ですが、
あなたがもしApple iPhoneを使用の場合、Apple Watchを使用してマシーンの制御ができます。
スマホと違って、Apple Watchであればポケットの中で、邪魔になりません。
ボールを打ちながらでもマシーンの操作をすることができるので、1人でもまったく問題なく練習することができます。
さらには、アプリを使用して、自分用にオリジナルのドリルを作成した練習もできます。
(最大で12個のドリルを組むことが可能)
ドリルで組めるボールの球出しの選択としては、5つの項目から選んで設定をすることができます。
連続した6ショットを、それぞれの高さ、方向、回転、速度をプログラムしてカスタマイズ。
無限のバリエーションの球出しが可能であるといえます。
練習方法
初心者向けにゆっくりなボールから、上級者向けのアプローチ&スマッシュの練習まで練習可能です。
フットワーク、ボールコントロール、ボールの回転への対応など、
自分のやりたい練習を思いっきりすることができます。
球出しのボール出し間隔を変えて、ゆっくり各ショットを確認しながらプレーするのも
速いペースで負荷をかけて行うのも、あなた次第です。
グループやコーチ指導の時にも活躍
球出し機は、一人でなく、グループで使うことも可能です。
同じメニューを使って、グループ練習として、レッスンの球出しとして2列で打っていくというようなこともできます。
グループの中で、コーチのような安定した球出しをする人がいないというような場合、大変役に立ちます。
球出しの設定次第で、練習参加の人のレベルに応じたドリルを組むことができますし、
ボールが最大120個入るので、複数の人が練習するのにも十分なボールを平等に出すことができます。
また、コーチレッスンとして、ボール出しをマシーンに任せて、アドバイスをすることができます。
指導をする場合も、ネットを挟んでボールを出しながらではなく、生徒のそばで見て声がけをすることが可能になります。
スピンショットプレイヤーの使用方法については下の動画をどうぞ
価格:383,350円 |
まとめ
テニスは、反復練習によって上達していきます。
その機会を増やしてくれるのが電動球出しマシーンです。
まるっきり一人だけでも練習することができますので、基本のフォームを身につけることや
苦手なことを練習することができたり、より負荷の高い練習でスタミナをつけることもできます。
ただこなすことで満足するのではなく、自分の打っている姿を撮影することで、ズレを修正して
いってより高いレベルを目指しましょう。