テニスはしたいが足首心配! 着ければ安心「テニス足首用サポーター」【動画有】
テニスにケガはつきものですが、足首に不安を抱えているテニスプレーヤーに使っていただきたいのが「テニス足首用サポーター」です。
ここでは、サポート強度や使用目的に合わせたサポーターを紹介していきます。
また、足首の捻挫とはどのようなことを指すのかも解説します。
足首に不安を抱いていては、安心してテニスに打ち込むことはできませんよね? 特に激しく動くトップアスリートのテニス選手でしたらなおさらです。
足首用サポーターは、「錦織圭」選手が使用していることで知られていますが、その他にも多くの選手が捻挫予防のために使用しています。
一般テニス愛好家の方の中には、テニスボールを踏んでしまって捻挫をされる方もいらっしゃると思いますが、その後、テニスをするときに足首が心配という方にもおススメです。
この記事の目次
足首の捻挫について
足首の捻挫とは
テニスで起きる外傷の半数近くが、足関節の捻挫です。
テニスは、激しく前後左右に動き回ることの多いスポーツですので、足を捻ったり、転んだり、ジャンプの着地に失敗などで捻挫が起こることがあります。
特に、ストップ動作時に、足首に内反力や外反力がかかり、靭帯を損傷するケースがよくあります。
その中でも多いのが足関節内反捻挫ですが、こちらはバックハンドストロークの際の踏み込み脚の接地する後期に起きる可能性が高いという研究結果もあります。
また、捻挫は「捻挫癖」という言葉があるように、一度捻挫をしてしまうと同じ箇所での再発をしてしまいやすくなります。
捻挫というと、軽く考えがちですが、「靭帯損傷」をしてしまうことですので、立派な?ケガなのです!
→初期段階で、程度を見極めて固定などをして、しっかりした治療をすることが大切です!!
画像 はりま接骨院
足首の捻挫の構造と症状
足首の捻挫は、足首靭帯を損傷することをいいます。
足首を内側に捻ることで起きることが多く、そのため、そのほとんどが足首外側のじん帯を痛め、外側のくるぶしの前や下に痛みや腫れが出ます。
というのは、足のくるぶしは内側より外側の方が下にあります。
このような理由から足首は「内反」しやすくなっています。
足関節の障害で、約80%を占めるといわれているのが内反捻挫です。これは足の構造のせいなのですね。
では、足首の構造はどのようなものなのでしょう?
足関節は、下の画像のように複数の靭帯で守られていることで安定しています。
けれども、捻挫は靭帯が緩んで関節が不安定になってしまいます。
画像 はりま接骨院
靭帯の損傷の程度によって、3つに分類されています。
重いほど治るまでの期間を要します。
1度
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靭帯が伸びる程度
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関節部分に圧痛があるが、歩行や関節運動にはほとんど支障がない程度
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2度
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靭帯の一部が切れる程度
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関節部分に顕著な腫れがあり、歩行や関節運動で痛みが伴い運動が困難である
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3度
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靭帯が完全に切れる
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顕著な腫れがあり、歩行や関節運動が困難である
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スポーツ復帰までのリハビリテーション
靭帯は、再生能力の低い組織です。
靭帯が一度伸びてしまうと骨と骨の繋ぎ部分が緩んでしまい、再発しやすく捻挫が「癖になる」と言われています。
何度も捻挫を繰り返す方は、すでに靭帯が損傷・断裂していて、捻挫しても痛みを感じなくなっていることもあります。
リハビリテーションをきちんとおこなわないでスポーツに復帰しますと、捻挫を繰り返したり、足首に痛みなどの後遺症を残すことがあります。
リハビリテーションは三つの段階にわけられます。
第1段階
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捻挫した直後の時期で、それ以上ひどくならないようにRICE処置をおこないます
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第2段階
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捻挫をしてかたくなった足首を柔らかくし、動きを良くすることと、足首の周囲の筋肉を鍛え、衰えた筋肉の力を取り戻すことが必要です
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第3段階
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バランスをとる練習をします。さらに、ジョギングやダッシュ、ストップ、サイドキックなどの実践練習もおこなって、スポーツに復帰します
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もしも挫をしてしまった場合は、すぐにRICE処置※をしましょう。
治りが早くなりますよ。
※RICE(レスト、アイシング、コンプレッション、エレベーションの略で安静、冷やす、圧迫する、高くする)の意味です。
☆テニスが上手くなりたい方におすすめ↓
テニス足首用サポーター
足首用サポーターは、足首を内側に捻ってしまう「内反」を制限するものが多くあります。
内反を制限しますので、サポーターに左右のあるものが多くあります。
左右どちらの足首に着けるものなのか、よく確かめてから購入しましょう。
サポートの固定強度は、受傷の程度やその治り具合、テニスの際に足首に受ける強度、使用するコートサーフェイスなどを総合的に考えて選びましょう。
どれを買ったら良いかわからない場合は医師に相談しましょう。
そしてサポーターをいつまで使っていたらよいのかも医師に相談しましょう。
テニス足首用サポーターは靴下の上から装着するものが多いので、靴下の長さにも気をつけ、長めのものを用意すると良いでしょう。
サポーターを着けた状態でテニスをするのであれば、サポーターの厚みによって足のサイズが大きくなるモデルもありますので、テニスシューズを購入する際はサポーターを装着した状態で試し履きをしましょう。
ハードサポートタイプ
画像:ZAMST(ザムスト)
ハードサポートタイプの足首用サポーターは、外くるぶしと内くるぶしを金属やプラスチックの部品で固定できるモデルが大半を占めます。
ベルトや構造を工夫して金属やプラスチックを使用せずに、同等のサポート力を得ているモデルもあります。
受傷程度が3度の方で、リハビリ後で間もない方に向いたサポーターです。
このモデルの長所
◎足首の内反、外反共にしっかりと固定できる。
◎安心感が高い
このモデルの短所
◎かさばる
◎重い
◎左右が決まっている
◎構造が複雑なので装着が面倒
◎値段が高い
◎リハビリ期後半では、もっとサポート力の弱いもので良くなる。
ZAMST (ザムスト)サポーター 足首用【A2-DX】(ハードサポート) 左右別タイプ
ザムスト【ZAMST】足首用サポーター A2-DX 2022年継続MODEL【1個(片方)入り アンクルサポーター 足首サポーター】【あす楽対応】【メール便不可】[物流倉庫] 価格:7,090円 |
装着動画
◎内反だけでなく、外反も抑制。足首をしっかり固定します。 ◎左右両側のくるぶしの位置の違いに着目し、骨格に合わせて設計されたオリジナルガードを採用。内反・外反の動きをしっかりガードします。 ◎薄くてかさばらず、さらに通気性に優れ、抗菌防臭機能を備えた素材を採用しました。 ◎足底ストラップとX(クロス)ストラップを連結。テーピング機能(スターアップ)を応用して、かかとから上に引き上げ、サポート力を向上させています。また、足底ストラップはすべりどめの機能も兼ね備えています。 ◎テーピング機能(フィギュアエイト)を利用したX(クロス)ストラップで、側方・前方へのグラつきをガードします。 |
MCDAVID(マクダビッド)M4305ファントム アンクルブレイス 5
画像:MCDAVID(マクダビッド)
McDavid(マクダビッド) M4305 ファントムアンクルブレイス5 足首 サポーター 左右兼用 価格:5,830円 |
装着動画
◎強いサポート力とフィット感の両立 ◎使うほどに足にフィットする独自ステー ◎4本ストラップの抜群の安定感 ◎シューズを履いてさらにフィット ◎装着がカンタンなリアオープンデザイン ※左右兼用 |
ダイア工業 bonboneバリアスアンクル
【宅急便 送料無料】 日本製 薄手 内反 制限 安定 足首 足関節 スポーツ bonbone バリアスアンクル 左足用 ダイヤ工業 価格:5,500円 |
◎ステーを使わない薄型構造で今まで履けなかったシューズでのコンタクトスポーツが可能に。 ◎ステーを使ってないのに高い制限力が得られる理由はテーピング理論を採用した構造。 誰でも簡単にプロのテーピングを再現できます。 ◎また、今までの足首サポーターは高い制限力を得るために複雑な構造となっていましたが制限力はそのまま、今まで以上に履きやすい構造にすることでフィット性を高めることができます。 |
ミドルサポートタイプ
画像:OnsideWorld(オンサイドワールド)
ミドルサポートタイプの足首用サポーターは、受傷程度が2度の方のリハビリ期や、3度の方がテニスをする際に着用すると良いでしょう。
また激しいフットワークを使う、アスリートテニスプレーヤーにもおススメです。
このタイプの長所
◎ハードサポートタイプよりも装着がしやすい
◎内反の抑制がしっかりしている
◎足首の自由度が確保された中でサポートがされる
◎装着していても違和感が少ない
このタイプの短所
◎ハードサポートタイプよりもサポートが弱い
◎ベルトで固定するので、装着方法を誤ると効果が薄れる
ASO-SL(スタンダードモデル)
ASO(エーエスオー) ASO-SL スタンダードモデル ブラック ホワイト 左右兼用 [足首用/足首サポーター/ハードサポート] [テニス/オールスポーツ用] 価格:7,480円 |
「錦織圭」選手が使用していることで知られているサポーターです。
左右は、ありません。
◎ASOの両側に搭載されている非伸縮性バリスティックナイロンストラップで内外反ひねりに対する制動力を発揮。ステーなどの硬い心材に頼らないテーピングと同様の固定方法は装着の快適性を高め、長時間の使用にも適している。 ◎ワンタッチレースアップ方式で装着の煩雑さを解消。素早く確実に足首を固定することができます。 |
装着方法:Onside World より ASOの足首サポーターとしての機能を確実に引き出すには正確な装着が必要です。 1.ASOを足に通し、レース部をしっかり締め込みます。 2.足首の角度を90°にします。 3.ストラップを巻いていきます。まず甲の上をななめに通します。 4.かかとを通して、上に強く引き上げます。 5.カフストラップをASOロゴが真ん中にくるように止めて装着完了!! |
ザムスト A1 (足首用サポーター 左右別)
最大10%OFFクーポン【楽天お買い物マラソン限定】 ザムスト A1 足首サポーター 右用 ミドルサポート 通気性 抗菌 防臭 足首用 zamst 価格:4,280円 |
装着動画
◎動きやすさと固定力を両立し、足首の上までしっかりホールド。 ◎テーピング理論を応用したダブル内反制限ストラップとスターアップストラップでしっかり固定します。 ◎使うほどになじむパーソナルフィットステー®が、足首を的確にサポートします。 ※パーソナルフィットステー®は日本シグマックス(株)の登録商標です。 ◎薄くてかさばらず、さらに通気性に優れ、抗菌防臭機能を備えた素材を採用しました。 |
Prince(プリンス)SU706 ハイパフォーマンスプレミアムアンクル
価格:6,270円 |
装着動画
◎特許取得のテーピング構造で足首を固定・内反捻挫を防止 ◎非伸縮ベルトを足の甲から巻きつけ、外側へ張り上げます。足首の内捻りに対し、非伸縮ベルトを真逆方向に巻き付けるため、内反制限の高い効果が期待できます。 ◎医療用品メーカーで、サポーターのトップメーカーであるダイヤ工業とprinceのコラボレーション。「痛みを軽減しながらも運動時のパフォーマンスを重視」するコンセプトで共同企画開発された「プレーする人のためのサポーター」です。 ※左右別売 |
★こんな方におすすめ★
◎主に内反捻挫を防止したい
◎プレートがなく薄手で動きやすさを求めたい
◎なるべくシューズのサイズを変更したくない
◎軽量・通気性を重視したい
ソフトサポートタイプ
画像:ZAMST(ザムスト)
ソフトポートタイプの足首用サポーターは、受傷程度が1度の捻挫の方で、痛みが治まった場合や、過去に受傷程度が2度の捻挫をされたことがあり、足首に不安を抱えている方に向いたサポーターです。
適度に内反制限をしてくれるので、足の外側がコートに引っかかるのを防止してくれます。
このモデルの長所
◎装着がしやすい
◎かさばらないので持ち運びに便利
◎手軽に足首への安心感が得られる
◎使用したときの違和感が少ない
このモデルの短所
◎サポート力が少し弱いので大きなサポート力を必要とするプレーヤーには固定力不足
ZAMST(ザムスト) FA-1 (足首用サポーター 左右兼用)
ザムスト(ZAMST)FA-1足首用サポーター(ソフトサポート)【足首を手軽にホールド】左右兼用 価格:2,167円 |
装着動画
◎足首を手軽にホールドする保護用サポーター。シューズの中でかさばらないよう、薄さにこだわって設計しました。 ◎快適な装着感が得られるとともに、サポーター装着時でもスパイクやシューズを簡単に履くことができます。 ◎本体前面中央に伸びのある素材を採用した立体縫製を行うことで、動きに追従しやすく、高いフィット性を実現します。 ◎本体内部のインナーサポートにより、好みの圧迫力に調節が可能。また、フロントオープンと逆三角形状の採用により、シューズの中でのかさばりを大幅に減少させています。 ◎インナーサポートと本体を連結させた足底ストラップが、テーピング機能とすべりどめ機能を発揮し、サポート力を向上させます。 |
MCDAVID(マクダビッド)M434Rラップ アンクルサポート(右足用)
※左足用あり
McDavid(マクダビッド) M434R ラップ アンクルサポート 右足用 スポーツ足首サポーター 価格:1,980円 |
◎1.5mm厚薄型通気性素材を採用。自然な装着感とフィット性を実現 ◎ツインアジャストラップがフィット感を自在にコントロール ◎つま先を差し込むだけの装着しやすいリアオープンデザイン ◎足首の曲げ伸ばしに違和感が少ない ◎装着したままでも圧迫調節の変更が可能 ◎足の骨格形状に合わせ、左右別にデザイン |
骨格矯正タイプ
コウノエベルト(鴻江ベルト) 足首用
画像 デサント
コウノエベルトは、デサントの商品です。
足関節のバランスを整える。スポーツトレーナーが考えました。 ■ パフォーマンスの向上 ■ 足関節への負担軽減 ■ コウノエベルト(鴻江ベルト) 足首用 使用方法 STEP 2 STEP 3 |
デサント (DESCENTE ) コウノエベルト 鴻江ベルト ユニセックス 【DAT-8350】【コウノエベルト 足首用 】 ベルト 価格:2,889円 |
まとめ
「足首サポーター」についてまとめてみました。
足首の捻挫は、癖になりやすい部位です。
癖になって何回も捻挫してしまうと手術が必要になったりしますので、サポーターのお世話になってケガを防ぎましょう。
体のバランスが悪いと足の外側を引っかけやすくなり、それで足首を内側に捻ってしまいやすくなります。
靴底の減っている位置をチェックしてみて、偏って摩耗する人は、要注意です。
インナーマッスルを鍛えて、体のバランスを取りましょう。
他にもテニスコートに転がってきたボールに気がつかずに踏んでしまい、足首を捻挫してしまうことも多くあります。
周りの人がボールに気づいたら、注意喚起をしてあげましょう。