テニススクールレッスンで得られるものとは?
テニススクールに通うとなると、年間10万円以上はかかります。
スクールに通う目的は、もちろん「テニスをしたい」からでしょうが、その人のテニスレベルによって、レッスンに求めるものは異なります。
テニススクールは、テニスを始めようという方には「手近なテニスができる環境」として考えつくもののです。
また、テニスを昔やっていた方が久しぶりに再開したいときにも、とりあえずテニススクールに行ってみようかと考えつくと思います。
そして、テニススクールに現在通っている方、以前通われていた方で、スクールレッスンに今ひとつ満足していない方も多くいらっしゃるかと思います。
ある程度のレベルまでテニスができるようになって、さらに上達をしたいという目的で通うというのももちろんあります。
テニススクールのレッスンから、何が得られるのかについてお伝えします。
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◆初心者の方
まずは、楽しく
テニスが初めてであれば、まずはテニス自体が楽しく感じられなかったら、その後続ける気になりませんよね?
テニスを楽しく!のためには、テニススクールはいいところです。
コーチは盛り上げるのが上手い人が多いですし、初心者に向いたボール出しをしてくれて、ラリーが続くようになっていきます。
少しずつ、ストロークのラリーが続くようになってくると、ボールを打つのが気持ちよく楽しくなるはずです。
また、同じ時期に始めた人同士で仲良くなることも多く、日頃の自分の友だちとは違ったタイプの人とテニスを通じて親しくなることも♪
テニスを楽しんで、テニス仲間も増えていく
そうしている内に、レッスン仲間と楽しくダブルスゲームをやれるようになってきます。
そこから先、ある程度運動が週に一度できればいいとか仲間と楽しくプレーができればOKなのか、もっと上達したいのかで、テニススクールの活用方法も変わってきます。
週に1度のレッスンでも定期的にやっていく内に、レッスンについていくのがやっとだったところから体力が次第について、余裕を持ってレッスンをできるようになっていく方がほとんどです。
週に1回でも、体力がアップしていく
そうしていくうちに、上手くなりたい、色々なショットを使えるようになりたい、試合の展開を覚えたいなどというときにも、テニススクールでは、そういった要望に応えるクラスを用意しています。
(テニススクールによって、設けているクラスは様々なので、他のスクールではないとダメな場合もあります)
「テニスの学校」では、埼玉県川口市にテニススクール「テニススタジオ川口」を運営しています。
テニスの楽しさを体感してみませんか?
テニススクールがどういうところなのか知りたい方は、こちらをどうぞ
上達の近道
テニスラケットを触ったことがないテニス初心者ならば、テニススクールのレッスンを受けてみることをおススメします。
テニスをこれからはじめようとする初心者の方
テニスを少しプレーしたことあるけど、ほとんどはじめてに近い方
まずは、「狙ったところにボールを打つ」これが簡単そうでなかなか難しいものです。
習わずに自己流で何とか打っているようでも、しっかりボールをとらえてコントロールするというのは、かなり難しいものなので、中級位まででしたら、どうにかごまかして何とかなります。
自己流の癖がついてしまうと後で矯正するのは大変
ただそうなってしまうと、その後もっとテニスを上手くなりたいときになかなか上達することができなくなります。
ボールの質やコースを問われる上級を目指すとなると、基本からもう一度身につけ直すことが必要となります。
テニス上達のカギは、正しいフォームを安定的に身につけること
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できれば、最初から「これだけできていれば、他にも応用が効く」という基本的な動きをまずは身につけることです。
正しい知識をもったコーチに教われるテニススクールで、テニスを始めることが上達の近道です。
初心者向けのクラスでは、テニスラケットの握り方から、丁寧に教えてくれます。
段階を追って、教えてくれることで、明確にステップアップしていくことができます。
丁寧に段階を追って上手くなっていく
といっても、同じ内容で教わっても上手くなっていく人とそうでない人がいるのは事実・・・
上達している人は、運動神経がよかったり、運動センスがいいからだろうと思ってしまうかもしれません。
そういう面もありますが、実は上達した人の共通しているところは
◎素直であること ◎アドバイスをもとに練習を継続したこと
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です。
コーチや指導者からいわれたことを理解し、素直に実践すること。
そうして、自分でそれを意識した練習をレッスン以外にも、一人練習やテニス仲間とのゲームなどでやっていくことが必要です。
といっても、「素直」になるのも難しいものです。
(性格的な意味ではなくて・・・)
コーチから教わったとおりに自分ではやっているつもりなのに、そうなっていない!と言われるけれど納得できない。
コーチが自分の真似をするのを見て、なんとなく覚えがあるということはよくあります。
コーチの言う通りにやっている!と思うのに…
というのは自分がどんな動きをしているかがわからないからなんですね。
そうした自分の動きがどうなっているかわからない方は、コーチにチェックしてもらうのは大切です。
また、週に一度のレッスンの中だけで、上達するというのは難しいので、自分でもほかに時間を作って練習を重ねて、身につけていくことが必要です。
テニススクールの中には、レッスン中に動画を撮影して活用しているところもあります。
その場で、自分ではわかりにくいフォームを実際に見て、どんな状態であるか、どんなクセがあるのかがすぐわかります。
コーチと一緒に、その次のプレーから改善を意識した練習が可能になります。
そうしたレッスンを取り入れていないところでは、自分で撮影する機会を作る、コーチに自分の打ち方がどうなっているかを聞いてみましょう。
☆テニスが上手くなりたい方におすすめ↓
◆ひさびさテニスの方
また、テニス歴の長い方は昔のテニスの打ち方を身につけていて、フラットやスライスを中心のストロークでプレーをされていて、今の軽量化されたテニスラケットに応じた新しいテニスの打ち方をご存じないかもしれません。
テニスの道具の進化は、めざましく、今のテニスと昔のテニスを比べると別のスポーツであるかのように変わっています。
20~30年前のテニスは、自分からボールを「打ちに行く」必要がありました。
けれども、現代のラケットは「ラケットが打ってくれる」ようになっています。
今のテニスは、強く回転をかけ、かつ高速のボールが打てるようになり、以前にくらべて、より多彩なボール運びを使ってプレーができるようになっています。
画像 Instagram
もし、あなたのテニスの技術は、木製ラケットの頃のようなままで変化しないまま、道具のみが格段に進化したら?
その技術では勝てなくなってしまいます。
画像 Instagram
今でも基本的な部分で同じところもありますが、携帯電話をスマホに変えたように、新しいギアを使いこなすためには、新しい打ち方を身につけることです。
そうした新しい技術を身につけたいのならば、スクールでレッスンを受けましょう。
現代テニスのストロークがどういうものかを知りたい方は、こちらをどうぞ
◆さらに上手くなりたい中上級の方
中上級の方や試合に出ている方、そんな方にもスクールはおススメできます。
メリットとしては、自分のプレーで自分では気が付かない点をコーチに指摘してもらえたり、わからないところを聞くことができます。
中上級位になると、同レベルの人に対しては、強いプレイヤーになってきているかもしれません。
けれども、強くても、きちんとしたフォームでは打ててないこともあります。
そうしたフォームでは、のちのちに「癖」が強いためにそれ以上は上達しづらくなったり、どこか体を痛めてしまうことが多いのです。
そうした意味では、きれいなフォームで打っているコーチを身近で観察できたり、自分より上手いコーチと打ち合うことができるのは大きなメリットです。
またレッスンで、ほかの同じ程度のレベルの生徒と一緒にプレーすることは刺激になりますし、テニスの仲間も増えます。
クラス分けしているので、同じ程度のレベルの人とゲームができる
とはいえ、コーチによって考え方や教え方が違う場合もあります。
同じスクール内のコーチならば、ある程度共通のレッスンをしているかもしれませんが、コーチによって、同じショットに対しても打ち方が異なったり、伝え方の表現が異なることがあります。
人によって、コーチに対して「合う合わない」はあります。
また、スクールによってのカラーもありますので、自分の求めるレッスンに近いコーチから習うようにしましょう。
テニススクールに数年間通っていると、上達が止まって、上のクラスに上がれないのが悩みという方やレッスン内容がマンネリ化してきたように感じる方もいらっしゃるかと思います。
上級になって、もうそんなに習う必要はないのでは?という方もいらっしゃるでしょう。
スクールでは、月ごとに決められたレッスンのテーマを行っていきますが、テーマが自分の得意な部分についてであれば、さらに強化させる、苦手な部分であれば、苦手と思わないレベルまでアップさせるといういい機会です。
何をその日のレッスンで、改善できるかをしっかり意識して練習するかを自分で意識できている人であれば成長していくと思います。
また、マンネリ化したレッスンと思えても、自分がその中で課題となるものを見いだせる人であればレッスンを無駄にすることがなく向上につなげられるはずです。
◎コーチアドバイスの活かし方
まずは、コーチに言われたことをやってみる。
やってみた結果、できているかをコーチに判断をしてもらう。
コーチに言われたことがやれているか?
⇒自分の中で、その練習をなぜやるのか?それをやる必要があるのかどうかを考えて納得する。
を基本にしてみましょう。
コーチのアドバイスと言っても、スクールレッスンの場合、クラス全体に言っている場合と個人へ言っている場合があります。
コーチには、そのアドバイスがなぜ自分がやらなければいけないのか。それは自分にとって必要なのかを聞いてみて下さい。
まとめ
テニススクールに通うと、「決まった曜日、決まった時間にテニスをする」環境ができます。
これは、かなりのメリットではないでしょうか?
また、テニススクールがどういうところかというと新しい知識を学べたり、自分の直してほしいところを教えてくれたりする場です。
教わった内容を活かして、今後のテニスにプラスにしていきましょう。
そして、強くなりたいプレイヤーならばレッスンを受けながら、「試合」に出ることが必要です。
レッスンを活かして試合をしてみる、試合の反省を踏まえて、目的をはっきりさせてレッスンを受けるという循環によって向上していきましょう。