テニススクール選びで知っておきたいこと こんなはずではなかった…とならないために
テニススクールをお探しの方といっても・・・
・テニスを始めてみたいのでテニススクールに通おうという方
・現在もテニススクールに通われていて、他のスクールを検討している方
・学生の時や若い時にテニスをしていて久しぶりにテニスを始めたい方
・上達するためのテニススクールを探している方
・何かスポーツを週に一度位したい、テニスはどうかな?という方
など、色々な方がいると思いますが、後悔しないスクール選びをするためのポイントをお伝えします。
テニススクールに通いたいと思った時に、まずは自分の目的に応じて、選ぶためのポイントの中で自分の優先順位をつけて、どこがよいかを検討するようにしましょう。
少ない時間を効率的に使って上達したいなら、「テニスライズ」の無料メルマガ登録!>>>>
この記事の目次
テニススクール選びの7つのポイント
テニススクールを選ぶ時のポイントですが、多くのスクールではホームページを設けているので、まずはそちらから情報収集をしてみましょう。
そのほかに、すでにテニスをしている仲間がいるようでしたら、自分の気になる点を聞いてみたり、実際に体験レッスンやレッスンの見学をしてみましょう。
テニススクール選びの7つのポイントを紹介します。自分にとって、大事なポイントは何なのかをつかんで、スクール選びをするようにしてください。
どのようにテニススクールを選べばいいのか、どこをポイントとして選ぶべきかをお伝えしていきます。
テニススクール選びの7つのポイント
場所(アクセス)
通いやすい場所を選ぶのがテニススクール選びのポイントです。
自宅から、職場から、駅から近いところなどの選択肢があると思いますが、無理なく通えるところを選ぶのが一番だと思います。
可能であれば自宅から近い場所がおススメです。
というのも、テニスラケットを始めとしたレッスンに必要な道具は持ち運びに邪魔になるからです。
できたら家から15分から30分位のところがいいですね。
レッスン後シャワーを浴びたくても混んでいて入れないから自宅で…といった場合にもその位の時間なら我慢できそうです。
自宅からできれば15~30分位のところがおすすめ
職場や駅から近いところを選んだ場合、ラケットバッグを背負って職場に行ったり電車に乗ったりしなければなりません。
車通勤でしたら良いのですが、テニスラケットは普通のカバンに入らなくて結構邪魔になりますし、職場の人に仕事後にテニスをするのを知られたくない場合もあるでしょう。
とはいえ、テニススクールによっては、ラケットやシューズの貸し出し、月決めロッカー利用可能のところもあるので、大きい荷物を持ち歩かずにレッスンを受けることができる場合もあります。
そうしたサービスが利用できるのか、確認しておいた方が良いですね。
コートの種類
テニススクールによって、コートの種類が違う場合があります。
まずは、屋内か屋外か=インドアコートとアウトコートによる違い。
コートのサーフェスも、オムニ(砂入り人工芝)、カーペット、ハード、クレーコートなど様々です。
テニスコートのサーフェスとコート別のシューズの選び方は、こちらの記事をどうぞ
初心者や、時間のない社会人におすすめなのはインドアでオムニコートです。
オムニコートは試合で使われる率が高い
インドアコートでしたら、天候に左右されずにコンスタントに毎週レッスンを受けることができます。
雨の影響で、レッスンが中止になってしまうと、その分の振替を受ける時間を作るのも大変ですし、毎週レッスンを継続して受けることで、前のレッスンの内容を忘れずにいられます。
オムニコートは、足に負担が少ないとして人気のコートです。
テニススクール以外でテニスをする場合も、オムニコートでしかプレーをしないのであれば、違う種類のシューズを用意しなくても済みます。
とはいえ、インドアのスクールと言っても様々な大きさのところがありますので、できれば天井が10m程度あるところが望ましいです。
ロブを使う場合もその位の高さがあれば打つことができます。
横のスペースが狭いところは、アングルショットを打てなかったり返せなかったりしますし、コートの後ろのスペースが狭いところでは、大きく跳ねるスピンボールを下がって打つことができません。
できればある程度の広さがあるところがよいでしょう。
料金
テニススクールの料金は、週1回(月4回)で8,000~15,000円位になるかと思います。都市部と地方の違いはあると思いますが、大体の目安としてください。
アウトドアコートよりも、施設管理に費用の掛かるインドアコートコートの方が高くなります。
クラスによっても料金に差があって、クラスが進級すると高くなることもあります。また、平日昼間のクラスよりも夜や土日のクラスの料金を高く設定しているスクールが多くみられます。
レッスン料金は、時間もチェックして
注意したいのは1レッスンの時間です。
レッスン料金だけを比較しても、スクールによってレッスン時間が80分だったり、90分だったりします。
また、同じスクールの同クラスであっても、曜日や時間帯によっても異なる場合がありますので、時間単位で計算すると料金の比較ができます。
タイムスケジュール
スクールの案内には「タイムスケジュール表」があると思います。これを見るとそのスクールで開講されているクラスと担当コーチがわかります。
どれだけのクラスがあるのかもわかりますし、希望のクラスが行われている時間帯を確認もできます。
細かくクラスが分かれて、朝から夜まで一日中びっしりレッスンがあるところもありますし、わずかな開講しかないところもあって、これらはタイムスケジュールによってわかります。
夕方の時間帯は、キッズやジュニアの時間となっているスクールが多くあります。
「タイムスケジュール」で時間帯と開講コマ数をチェック
実際に見学に行ったり、体験レッスンに参加してみる、あるいはスクールのHPからタイムスケジュール表を入手してチェックしてみましょう。
1コートあたりの人数
1クラスでのコーチに対する生徒の人数は、コート1面で1人のコーチの場合で生徒6~10人、2人のコーチの場合で生徒9~16人位です。
1面でもネットで仕切るなど工夫することで多くの人数が入れるようにすることもありますが、どうしてもコーチ1人に対しての生徒数が多い場合は打てる球数は減ってしまいます。
インドアコートや都市部のレッスンの方が、アウトドアや地方のレッスンよりも生徒を詰め込む傾向にあります。
できれば、レッスンあたりの生徒人数の定員数が少ないところを選びましょう。
レッスンあたりの生徒数が少ない方がおすすめ
欠席の場合の振替
テニススクールに通ったことのある方ならば、重要なポイントが「振替」です。
「振替」についての制度はスクールによって様々です。
振替とは、自分の都合でレッスンを受けられない場合に別の時間に振り替えてレッスンを受ける制度のことです。
体調が悪くなったり、他の用事が入ったりしてレッスンを受けられない時が、どうしてもあると思います。
その時に休む分のレッスンを事前に連絡しておいて、他の時間帯のレッスンの予約をするという形をとるところがほとんどです。
こちらもぜひとも入会前に確認しておきたいポイントです。
◆振替のポイント
|
・振替の期間 休んだ分の振り替えがいつまで可能なのか?ということです。その月だけだったり、3カ月間までと振替可能な有効期間が違います。 一般に、インドアのところはアウトドアのところよりも天候不良によるレッスン中止がないために期間が短くなっています。 ・振替可能のクラス どのクラスに振り替えができるか? 自分と同じレベルのところだけ、自分よりも一つ下のクラスまでならOKなどとスクールによって異なります。 レッスンクラスが多くあるスクールの場合ならば、休んだ場合でも同等のレッスンを探しやすいのですが、レッスンの開講が少ないところでは、振り替えをしようにも振替先がない、もしくは開催時間帯と自分の都合が合わないということもあります。 振替が多くなりそうな方は、開講しているコマ数が多いところが便利です。
また、振り替えしたい希望のクラスの定員がいっぱいの場合は、振り替えできません。
スクールによっては、あらかじめ振り替え枠を2人ほど確保しているところもあります。 振り替え先は、通常受けているクラスとは違うクラスで、コーチや生徒の雰囲気も違いますので、自分の通っているスクールでも機会があれば受けてみることをおススメします。 ・振替の料金、回数 スクールによって違いますが、振替料金が必要なスクールもあります。 1回目は無料で2回目から300~500円程度有料になるところもあります。
また、期間内での振り替えができる回数に制限を設けているスクールもあります。
|
コーチ
テニススクールのコーチには、正社員コーチ、契約社員コーチ、アルバイトコーチなどがいます。
正社員は、スクール生が来ないと利益がでないので死活問題としてしっかり教えてくれるかもしれませんが、学生のアルバイトコーチが多いところはあまりおすすめできません。
といっても、学生が下手という訳ではありません。
スクールのアルバイトに来る学生は、あまり試合経験がなかったり、強打だけのプレーだったりすることもあります。コーチ経験がないので、生徒の体力や運動能力を考慮せずに、バリバリの若さの身体能力を前提にしたプレーを教えようとする場合もあります。
研修を積んで、教え方が上手い学生コーチもいますし、若いコーチの元気さをむしろ魅力と思う方もいらっしゃるでしょう。
しっかりした社員コーチが多いところが安心
社員コーチは、しっかりとした教育や研修を受けているので、できればレベルの高い社員コーチが多いところが望ましいです。
コーチの身だしなみが良いところは、教育が行き届いている可能性が高いと思われます。
逆に、営業の教育がしっかりしているところでは「お客さんを気持ちよく」が過ぎて、おだててばかりのところもあります。
真剣に一人ひとりへの注意、アドバイスをしてくれるコーチのいるスクールの方が上手くなれます。
どういったコーチがいるのか、実績や肩書き、年齢などのプロフィールを確認してみましょう。
同じコーチでも、生徒によって評価は様々です。
スクールに入会した後、自分の入ったクラスのコーチとは合わないかも?と思っても、スクールをやめるのはまだ早いです。
他のクラスには、相性のよいコーチが見つかるかもしれません。
生徒の評判なども参考にして、違うコーチのレッスンを振り替えで受けてみるのもおすすめです。
☆テニスが上手くなりたい方におすすめ↓
そのほかの設備
・ロッカー、更衣室
仕事を終えてからレッスンを受ける場合、仕事の荷物や着替えなどをロッカーに入れるので、ロッカー、更衣室は絶対に必要です!
都心部のビルに入っているスクールでは、更衣室が狭いところもあります。
更衣室の備品、ドライヤー、テイッシュや綿棒、などの充実度は様々ですので、気になる方はスクールに行ったときにチェックしてみてください。
ロッカーは、コイン返却式のところがほとんどです。
個人ロッカーの貸出をしているところもあります。
・シャワー
レッスンでかいた汗をシャワーで流してから帰りたい…、特に夏場やレッスン後に電車で帰宅される方はシャワーを使いたいですよね?
シャワー室の数やきれいな状態に保たれているかもチェックしたい点です。
きれいな状態で保たれているかもチェック
スポーツジムと併設されているスクールならば、大浴場やサウナを利用できる場合もあります。
・冷暖房のありなし
インドアコートのスクールに限定してのチェックポイントですが、冷暖房完備ならば年中快適な気温でレッスンを受けられて、冬でも半袖でのプレーも可能です。
日差しによる日焼けの心配もありません。けれども、冷暖房の費用がかかるためにレッスン料金も高くなります。
冷暖房なしのインドアコートでも、日差しがないのは同様なので、夏場の暑さは外に比べてずいぶん楽ですし、冬も外より風がない分も含めて寒さはかなり和らぎます。
レッスン料金は、インドアとしては安めになっています。
・駐車場
車で通う予定の人は、駐車可能な台数や駐車のしやすさを確認しておきましょう。
駐車場が空いていない場合、駐車場が空くのを待たなければなりません。
前のレッスンとの間に時間の余裕があれば、入れ替え時間が取れるかもしれませんが、次々とレッスンが入っている場合は駐車場に余裕があるのかも事前に調べておきましょう。
都心部のスクールやジム併設のスクールなどでは、有料駐車場のところもあります。その場合、レッスンの時間プラス着替えできる時間相当の分は無料となる場合も多いです。無料となる時間はどの位なのかを確認してみましょう。
・フロント
スクールの玄関口となるのがフロントです。入会したい時の電話応対や、スクールでのレッスンの振り替えなどの対応、テニス用品の購入などで対応するのがスタッフです。
丁寧な対応をしっかりしてもらえる、雰囲気のよいところなら、入会後も気持ちよく利用していけます。まずは挨拶をちゃんとできるかをチェックしましょう。
雰囲気のいいフロントなら安心
・レンタル(ラケット・シューズ)
テニススクールによっては、ラケットやシューズをレンタルしてくれるところがあります(有料のところと無料のところがあります)。
初めてテニスをする方は、テニススクールに入った最初はスクール備え付けのレンタルラケットやシューズがあれば借りてプレーしてみて、テニスを続けたいと思ったら好みのものを購入しましょう。
仕事の後にレッスンに行く方は、レンタルがあれば荷物を少なくできます。
また、ラケットの違ったタイプのものを試してみたい方も、借りてレッスンの間プレーしてみることもできます。
・待合室
レッスンの後に、生徒同士で楽しくテニストークや雑談をしたい時に活躍するのが待合室です。
テーブルや椅子のあるところならば、おやつや食事をそこで取ることもできます。
テーブルや椅子のある待合室の方が便利
・託児室
小さいお子さんがいて預ける先がないからテニスレッスンを受けられない…といった方には、託児室付きのスクールもあります。
専門のスタッフがレッスンの間預かってくれます(有料のところと無料のところがあり、預かる人数に制限があるところも)。
・テニス用品販売、ガット張り
テニスラケットのガット張りは、ほとんどのスクールで行われています。ガット張りは、有料です。
レッスンを見てもらっているコーチに自分に合ったガットの種類や張り方のアドバイスを受けて、張ってもらうことができます。
そのほかに、テニスラケットやシューズ、ウエア、ボール、テニス小物類などを販売しているところもあります。
テニススクールによっては、時期限定でテニスラケットやウエアのバーゲンをするところもあります。
テニススクールだけで用品が揃うかも
雰囲気
レッスンをするにあたって、そのクラスの雰囲気はかなり重要です。
雰囲気が自分に合わなければ、続けていくのは難しいですよね。
といっても、この雰囲気に関しては、人によって感じ方はそれぞれのものです。
大事なのは、あなたご自身がどのように感じるかです。
生徒のめざす方向や目的が同じようなクラスもあれば、バラバラの場合もありますので、「体験レッスン」をしてコーチと生徒の関係性や生徒が楽しそうにしているかなどを観察してみましょう。
同じコーチでも、クラスによって「楽しく」だったり、「厳しく上達を」と違う雰囲気で指導をしている場合もあります。
どんな雰囲気が自分に合っていますか?
また、クラスの雰囲気を作る中心となるような人の存在によっても、また変わってきます。
クラスの雰囲気だけでなく、何かあった時に相談するのはフロントの人です。
そうしたスタッフの対応もできればチェックしておくようにしましょう。
入会キャンペーンや体験レッスンをどこのスクールでも行っているので、実際にスクールへ足を運んで体験してみるのが一番です。
そうした時にチェックするべきポイントについては、こちらをどうぞ
「テニスの学校」では、埼玉県川口市にインドア冷暖房完備のテニススクール「テニススタジオ川口」を運営しています。
テニスの楽しさを体感してみませんか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んで、ご自分にあったスクールを見つけてください。
疑問や不安は、入会前にフロントで確認をしておきましょう。
現地に行かなくても、電話やメールでも対応してくれるはずです。
どこのテニススクールでも「体験レッスン」というのをやっていますので、そちらをまずは利用して事前にテニススクールの雰囲気をつかむようにしましょう。
そこで自分がどのように感じたかを重視して、それを参考に良いスクールを選んで、楽しいテニススクールライフを迎えていただきたいと思います。
楽しくテニスをしたいなら、正しいコツをつかむこと!詳しくはこちら>>>>